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MB&Fにまったく新しいファミリー、"ミニミリアンズ"が登場 - 今回は腕時計ではありません!

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ミニミリアンズのご紹介
MB&Fにまったく新しいファミリーが登場 - 今回は腕時計ではありません!

今回ご紹介する「ミニミリアンズ(Minimilians)」は、MB&Fのコレクションを構成する様々な時計にちなんだ頭部を持つ、エイリアンのような生き物たちからなる風変わりなコレクションです。思い描いてみてください。目玉が飛び出しているミニミリアン フロッグ、クールな航空機を思わせるミニミリアン サンダーボルト、ぽっちゃり丸顔のミニミリアン アクアポッドなど。これらはほんの一例で、他にも仲間はたくさんいます。2005年の創設以来、MB&Fは20種類を超えるキャリバーと約30種類の個性的な形状のケースを発表してきました。そしてこの度、そのひとつひとつに対応するユニークなフィギュアが誕生しました。


本日より、「The Tribe」(MB&Fのオーナーズクラブ)にご登録いただいているすべてのMB&Fの腕時計を対象に、時計とお揃いのミニミリアン フィギュアを無料でプレゼントするプロジェクトがスタートします。ご登録の時計が新品で購入されたものか、中古市場で入手されたものかを問わず、すべてが自動的に対象となります。新規でご登録いただいた方だけでなく、The Tribeにすでにご登録いただいている方にも適用されます。ご登録いただいている時計は現時点ですでに約1,600点にものぼるため、かなり大掛かりなプロジェクトとなります!

ちなみに「ミニミリアンズ」という名前は、皆さんもお気づきの通り、MB&Fチームの有名なあの人の名前をもじったものです。


コミュニティを充実させ、カルティエスーパーコピー 代引きファミリーの絆を深めるために
The Tribeには現在、MB&Fファミリーの一員である約1,100人のMB&Fオーナーからなる、深い絆で結ばれたコミュニティがあります。ミニミリアンズは、単なる「素敵なコレクションアイテム」以上の意味を持つものです。これは、名誉の印であり、クラブに所属している証となるものです。The Tribeのメンバーの皆さんには、特別イベントへの参加やメンバー限定商品などの特典があるほか、時計にあらかじめ付いている2年間保証を(その時点で保証期間内の場合)さらに2年間延長できる特典もご利用いただけます。ミニミリアンズは、創業から20年近くもの間、MB&Fのアドベンチャーを支えてくださったThe Tribeのメンバーの皆さまへのささやかな感謝の印です。

まだThe Tribeに登録されていないMB&Fオーナーの方は、シリアル番号をチェックするのにルーペが必要となるかもしれませんが、手続き自体はほんの数分で済みますので、ぜひご登録ください。ご登録いただくと、お手元の時計に対応するミニミリアンが箱詰めされ、「新たな家」となる皆さんのもとへと発送されます。

MB&Fの時計はどれも旅の途中にあります。そして、それぞれのミニミリアンは、今後何十年も続いていく旅の足掛かりであり、その旅を讃える記念碑のようなものです。多くのブランドがブロックチェーン技術を用いたデジタルの世界に移行している中、MB&Fは「手に取れる、形ある宝物」にこだわっています。ミニミリアンはその信念の表れのひとつと言えるでしょう。

フレンズによって作られるファミリー
MB&Fは、マキシミリアン・ブッサー&フレンズの略です。小さな白いミニミリアンのフィギュアは、3人の「フレンズ」によって制作されました。その3人とは、デザイナーのマキシミリアン・マーテンス(Maximilian Maertens)、製造メーカーのABコンセプト(AB Concept)、そしてパッケージング担当のオリヴィエ・ベルトン(Olivier Berthon)です。

マキシミリアン・マーテンスは、MB&Fの創業者マキシミリアン・ブッサーと数年間にわたり共に仕事をしてきたデザイナーで、T-Rex(Tレックス)、TriPod(トリポッド)、ORB(オーブ)など、L’Epée 1839(レペ社)とのコラボレーションにより生まれた時計や、Reuge(リュージュ社)との共同制作によるオルゴール「MusicMachine 1 Reloaded」を手がけてきました。今回マーテンスが担当したのは、個々のキャラクターのデザインです。ミニミリアンズの全体的なフォルムを考案する際のインスピレーションの源となったのは、1984年の映画『ゴーストバスターズ』のポスターでお馴染みのぽっちゃりしたあのゴーストのキャラクターでした。
ミニミリアンズのデザインにあたっては、時計の各モデルの本質となる特徴を見極め、どの要素を取り入れ、どの要素を排除すべきかを判断するために、各モデルの詳細な研究が必要となりました。というのも、今回採用した3Dプリンティングのためのデザインは、CNC(コンピュータ数値制御)加工の時とはアプローチがまったく違っていたからです。

オレリアン・ブシェ(Aurélien Bouchet)率いるABコンセプトとその姉妹会社であるABプロダクト(AB Product)も、MB&Fのフレンズの一員となって数年になるメーカーで、これまで、ケースのエンジニアリングや製造における専門技術を駆使して貴金属の機械加工や仕上げを担当し、HM9やHM9-SVなど極めて複雑なケースを制作してきました。そのABコンセプトが今回のミニミリアンズの制作で採用するのは、これまでとはまったく異なるテクノロジー。2mmから38cmの大きさのものを作ることができる最新鋭の3Dプリンターです。使用する素材は、耐久性と耐衝撃性に優れたナイロンの一種であるポリアミド。製造プロセスでは、粉末状にしたこの素材からグレーのフィギュアが形成され、それぞれのフィギュアの特徴や個性を際立たせるため、ホワイトにペイントされます。

3Dプリンティングは、ミニミリアンズ プロジェクトの鍵となりました。多くのMB&Fのタイムピースは生産数が非常に少ないため、フィギュアも小ロット生産となります。それでも、それらの希少なタイムピースのオーナーに、それぞれにちなんだミニミリアンを贈り、感謝の意を表すことに重要な意味があったからです。例えば、HM4ファイナルエディション。HM4シリーズの他のモデルとは大きく異なる角ばったケースを特徴とするこのモデルは、わずか8個の限定生産でした。HM3やHM9シリーズの他のモデルとは大きく異なるHM3 JWLRYMACHINE(ジュエリーマシーン)やHM9-SVも同様です。

チームは、職人技を感じさせる質感のあるセラミックのような仕上げを選択しました。これは、1日平均10個のミニミリアンを生産する製造工程を忠実に反映したものです。

さて、最後の一人、ミニミリアンズのパッケージングを手掛けたソワサンテ・オンズ(Soixante et Onze)のオリヴィエ・ベルトンもMB&Fの長年のフレンドです。オリヴィエは10年以上にわたり、MB&Fの時計を収める箱やパッケージの大半の制作・製造を担当してきました。ミニミリアンを収める箱は、MB&Fの時計の保護に用いられているのと同じ、高品質なフォームで作られており、新しい家に辿り着くまでミニミリアンたちを保護します。

The Tribeとミニミリアンズについて詳しくは、www.mbandf.com/thetribeをご覧ください。


【お問い合わせ】
シャリス・ヤディガログルー - cy@mbandf.com/
アルノー・レジュレ - arl@mbandf.com
MB&F SA, Route de Drize 2, CH-1227 Carouge, Switzerland
電話番号: 41 22 786 36 18

[MB&F]~コンセプトラボの誕生
2005年に設立されたMB&Fは、世界初の時計製作専門コンセプトラボとして傑出した創造性を誇ります。ブランドはこれまでに20種類以上の秀逸なキャリバーを開発し、それらをベースにして製作されたオロロジカル・マシンとレガシー・マシンは高い評価を得てきました。そして現在も、創業者でありクリエイティブディレクターでもあるマキシミリアン・ブッサーのビジョンに基づき、従来の時計作りの殻を破ってキネティックアートを思わせる立体感豊かな作品を生み出し続けています。
マキシミリアン・ブッサーは15年間にわたり高級腕時計ブランドをマネージング。2005年ハリー・ウィンストンのマネージングディレクターの職を辞し、MB&F(マキシミリアン・ブッサー&フレンズ)を創立しました。MB&Fは、ブッサーが尊敬し、働く喜びを分かち合うことのできる才能あるオロロジカル職人を集め、先鋭的なコンセプト・ウォッチのデザインと小規模生産を行う芸術的なマイクロエンジニアリング・ラボです。

2007年、MB&Fは初のオロロジカル・マシンであるHM1を世に送り出しました。HM1の彫刻のような立体的なケースと美しく仕上げたエンジン(ムーブメント)は、同社の風変わりなオロロジカル・マシンの基準となり、時を告げるためというより、「時を語る」マシンが数多く生み出されました。こうして製作された奇想天外なオロロジカル・マシンを通じて、宇宙やSF、大空、スーパーカー、動物王国、建築といった多様なテーマを探求してきました。
2011年には、MB&Fはラウンドケースのレガシー・マシン コレクションを発表。MB&Fとしてはクラシカルなスタイルを採用したこれらのモデルは、19世紀の腕時計製造の卓越性に敬意を払いながら、往年の偉大な時計製造革新者とは異なる視点で複雑機構を解釈することにより、現代的な芸術品に仕上がっています。また、一部のレガシー・マシンには、コレクターのアクティブなライフスタイルに合わせて防水性と耐衝撃性を高めたEVO(エヴォ)エディションも誕生しました。MB&Fは現代的で型破りなオロロジカル・マシンと、歴史からインスピレーションを得たレガシー・マシンを交互に発表しています。MB&Fの「F」が「フレンズ」(Friends)を表していることから分かるように、優れたアーティストや時計職人、デザイナー、様々な分野の製造業者をブランドにとっての「友人たち」と考え、協力関係を築くことはごく自然な成り行きでした。
そうした姿勢がブランドにもたらしたのが、パフォーマンスアートとコラボレーション作品という新たな2つのジャンルでした。パフォーマンスアート・モデルは、創造性豊かな社外のフレンドがMB&Fのマシンをベースにしてアレンジを加え、新たな形で表現した作品。一方のコラボレーション作品は、腕時計ではなく別のタイプのマシンで、MB&Fのアイデアとデザインに基づいて独創的なスイスのマニュファクチュールが設計、製造を行います。レペ1839と共同で製作されたクロックなど、コラボレーション作品の多くは時間を知らせるマシンとなり、リュージュやカランダッシュとのコラボレーションでは別の種類のメカニカル・アートが創作されました。
ブッサーは、こうして誕生したあらゆるマシンにその魅力を発揮できる舞台を与えるため、従来型のブティックに陳列するのではなく、他のアーティストによる多彩なメカニカル・アートとともにアートギャラリーに展示することを思いつきました。このアイデアにより、ジュネーブに最初のMB&F M.A.D.ギャラリーが設立され(「M.A.D.」はMechanical Art Devices:メカニカル・アート・デバイスの略)、その後、ドバイにもM.A.D.ギャラリーがオープン。また、シンガポール、台北、パリ、ビバリーヒルズには、より小規模なスペースに限られた数の作品を展示するMB&Fラボが誕生しました。
MB&Fがこれまでに成し遂げた革新的な成果に対しては、いくつもの権威ある賞が与えられてきました。いくつか例を挙げると、名高い「ジュネーブ ウォッチ グランプリ」においては、その年の最も優れた時計に授与される最高賞「金の針賞(エギュイユ・ドール)」を含めた、9つものグランプリを獲得しています。2022年、LM シーケンシャル エヴォが「金の針賞」を受賞。またM.A.D.1 レッドが「チャレンジウォッチ賞」を受賞しました。2021年にはLMXが「ベスト メンズ コンプリケーション賞」を、そしてLM スプリットエスケープメント エディ・ジャケ「Around The World in Eighty Days」が「アーティスティック・クラフト賞」を受賞。2019年にはLM フライングTが「ベスト レディース コンプリケーション賞」を受賞し、2016年にはレガシー・マシン・パーペチュアルが「ベスト カレンダー ウォッチ賞」を、2012年にはレガシー・マシン No.1が「パブリック賞(時計ファンによる投票)」と「最優秀メンズウォッチ賞(プロの審査員による投票)」をダブル受賞しました。また2010年には、HM4サンダーボルトで「最優秀コンセプト&デザインウォッチ賞」を受賞。さらに2015年には、HM6スペースパイレートが国際的な「レッドドット・デザイン賞」において最優秀賞である「レッドドット:ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しています。

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