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【パテック・フィリップ】ノーチラス 5980/60G-001:白金ケースに「デニム風」ストラップを融合、高級時計の新概念を提示

【パテック・フィリップ】ノーチラス 5980/60G-001:白金ケースに「デニム風」ストラップを融合、高級時計の新概念を提示

メタディスクリプション:
スイス最高峰のマニュファクチュール「パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)」が、2024年の「ウォッチズ・アンド・ワンダーズ」で発表し、世界中のコレクターを震撼させた「ノーチラス 5980/60G-001」。伝統的な18Kホワイトゴールドケースに、あえてカジュアルな「灰青色(グレーブルー)のデニム風カーフスキンストラップ」を組み合わせた画期的なモデルです。フライバッククロノグラフと年暦機能を搭載したCalibre CH 28-520 C/522、そして改定された「パテック・フィリップ・シール」による5年保証。金表のイメージを覆す、運動と優雅が完璧に調和した究極のタイムピースを徹底解説します。

はじめに:2024年、最も「輝く」終幕と金表の再定義

2024年の時計業界を振り返ると、多くの注目すべき出来事がありましたが、その中でも特に際立っていたのが「金表(貴金属製腕時計)」の躍進です。
かつて「派手」「年齢を選ぶ」といったステレオタイプを持たれがちだった金表ですが、現代のデザイン進化により、より洗練され、ファッション性の高いアイテムへと変貌を遂げています。

そんな中で、パテックフィリップ スーパーコピーが放った一発が、本稿で紹介する「ノーチラス 5980/60G-001」です。
このモデルは、高貴なホワイトゴールド素材を使用しながらも、あえてカジュアルで親しみやすい「デニム調」のストラップを組み合わせるという大胆な試みを行いました。
その結果、伝統的な高級感と現代的なストリートセンスが見事に調和し、「金表の新しい形」を提示する記念碑的な一本となりました。

デザイン解析:伝統と革新が出会う「デニム×ホワイトゴールド」

① 象徴的な「デニム風」ストラップ
このモデルの最大の見どころは、なんといってもそのストラップです。
素材と質感: カーフスキン(子牛革)を使用しながら、表面には精巧なエンボス加工が施され、まるでヴィンテージデニム(ジーンズ)のような質感と色合いを再現しています。
カラーリング: 灰青色(グレーブルー)のベースに、白いステッチ(縫い糸)がアクセントとして配されています。このコントラストは、ケースのホワイトゴールドと文字盤の色見事に呼応し、全体として極めて調和のとれた印象を与えます。
着用感: 所有者の声によると、「手首へのフィット感が抜群で、装着感は満点」。金属ブレスレットとは異なる柔らかな肌触りと、デニムならではのリラックスした雰囲気が、日常使いのハードルを大きく下げています。

② ノーチラスのアイコン性
ケース形状: 1976年の登場以来、愛され続けてきた特徴的な「舷窓(ポートホール)」をモチーフにしたケースデザイン。八角形のベゼルと、ケースサイドの流れるような曲線美は、スポーツウォッチでありながらエレガンスを失わないノーチラスの真髄です。
文字盤: 水平方向のエンボス加工が施された灰青色の文字盤は、光の当たり方によって深みのある表情を見せます。これは海の色を表現したものであり、ノーチラスの海洋探査へのオマージュでもあります。

③ 40.5mmの絶妙サイズ
プロポーション: ケース径は40.5mm。現代の大径化トレンドの中でも、大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感です。
厚み: クロノグラフと年暦という複雑機能を搭載していながら、ケース厚は抑えられており、スーツの袖口にも収まりやすい実用性を備えています。

技術仕様:パテック・フィリップの矜持が詰まったCalibre CH 28-520 C/522

外装の美しさだけでなく、内部のムーブメントも最高峰のスペックを誇ります。
項目 仕様内容
モデル番号 5980/60G-001

シリーズ ノーチラス(Nautilus) / 運動優雅シリーズ

ケース素材 18K ホワイトゴールド

ケースサイズ 40.5mm

防水性能 120メートル

ムーブメント Calibre CH 28-520 C/522 (自動巻き)

特徴 フライバック機能付きクロノグラフ、年暦(アニュアルカレンダー)

精度基準 パテック・フィリップ・シール (日差 -1〜+2秒)

パワーリザーブ 45〜55時間

振動数 28,800振動/時 (4Hz)

部品数 354個

宝石数 35石

保証期間 5年間 (グローバル保証サービス)

ムーブメントの真価
フライバック機能: クロノグラフ作動中、リセットボタンを押すだけで即座にゼロに戻り、同時に次の計測をスタートできる「フライバック機能」を搭載。これにより、連続する時間の計測がスムーズに行えます。
年暦機構: 2月を除く各月の最後の日(30日または31日)を自動的に認識し、翌日の1日に切り替える「年暦機能」を搭載。1年に1度(2月末のみ)の手動調整で済むため、非常に実用的です。
Spiromax®ヒゲゼンマイ: パテック・フィリップが独自開発したシリコン製のヒゲゼンマイを採用。磁気や温度変化、重力の影響を受けにくく、長期にわたる高精度を実現しています。
パテック・フィリップ・シール: 2024年に改定された新たな品質基準。従来の精度基準に加え、完成品としての耐久性や防水性など、より厳格なテストをクリアした証です。また、保証期間も従来の2年から5年へと延長されました。

市場評価:なぜ「デニム×金表」が支持されるのか

参考小売価格:約798,700元(日本円換算で約1,600万円前後) ※為替レートにより変動

① コンセプトの新規性
固定観念の破壊: 「金表=フォーマル」「デニム=カジュアル」という既存の概念を打ち破り、両者を融合させたことで、幅広い層の注目を集めました。
若年層へのアプローチ: 伝統的な高級時計ブランドでありながら、デニムという親しみやすい要素を取り入れることで、若い世代のコレクターにもアピールすることに成功しています。

② 希少性と資産価値
ノーチラスの人気: そもそもノーチラスシリーズは入手困難なモデルが多く、市場でのプレミア価格がつきやすい傾向にあります。
限定性: この特定の組み合わせ(ホワイトゴールド×デニム調ストラップ)は、通常の金属ブレスレットモデルとは異なる特別な存在感があり、将来的なコレクターズアイテムとしての価値も期待されています。

③ ユーザーの声(想定)
「ホワイトゴールドの輝きとデニムのマットな質感の対比が素晴らしい。想像以上に普段使いしやすい」
「年暦とクロノグラフがこの薄さで収まっているのは驚異的。パテックの技術力の高さを感じる」
「デニム調のストラップが意外と丈夫で、夏場でも蒸れにくい。一年中使える万能ウォッチだ」
「5年保証になったのは心強い。長く愛用できるパートナーとして最適」

総評:時代の空気を読み解く、賢者の選択

パテック・フィリップ ノーチラス 5980/60G-001は、「高級時計の未来形」を示す一本です。

それは、伝統を重んじつつも、時代の変化を恐れないブランドの姿勢の表れ。
ホワイトゴールドという高貴な素材を使いながら、あえてデニムという大衆的な素材を組み合わせることで、「本当の贅沢とは何か」を問いかけているようです。

「金表は怖い」「高すぎて手が届かない」と思っていた方々にも、このモデルは新たな扉を開くでしょう。
デニムジャケットにこの時計を合わせるだけで、あなたのスタイルは一段階アップグレードされ、洗練された大人の余裕を演出してくれます。

2024年を締めくくるにふさわしい、最も輝かしい一枚。
それが、あなたの腕元で、静かに、しかし力強く時を刻み続けるのです。

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【ランゲ】ダトグラフ 405.048 / LS4051AB:25周年記念「HWK」特別版、ドイツ製表技術の究極なる贈り物

【ランゲ】ダトグラフ 405.048 / LS4051AB:25周年記念「HWK」特別版、ドイツ製表技術の究極なる贈り物

メタディスクリプション:
ドイツの最高峰マニュファクチュール「A. ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)」が、名作クロノグラフ「ダトグラフ(Datograph)」誕生25周年を記念して発表した究極の限定モデル「DATOGRAPH 405.048 / LS4051AB」。初代のクラシックなローマ数字インデックスと、第2世代の41mmケースおよび改良型ムーブメントを融合させ、伝統的な「エンジンターン(幾何学模様彫刻)」技法による粒状の文字盤と浮き彫り文字を施した、世界僅か25本の希少作。ドイツ製表業の粋を集めた「クロノグラフの頂点」と呼ばれる一本を徹底解説します。

はじめに:四半世紀の集大成、歴史を再構築する「完全体」

2024年、ランゲスーパーコピー時計の歴史において最も重要な転換点となったのは、伝説のクロノグラフ「ダトグラフ(通称:ビッグ・ヘッド)」の誕生から25年を迎えたことです。
これを記念し、ランゲは青い文字盤の鮮烈なモデルや、複雑さを極めたルメン(Lumen)バージョンなど、多数の記念モデルをリリースしました。
しかし、その中で最も注目すべき、そして「工芸品」としての完成度が際立っているのが、本稿で紹介する「HWKバージョン(F.A. ランゲへのオマージュに近い特別版)」です。

このモデルは、単なる復刻ではありません。
初代(1st Gen)の魂: 古典的な3つのローマ数字インデックスと、日付表示のない純粋なレイアウト。
第2世代(2nd Gen)の肉体: 現代的な装着感を実現する41mmケースと、より長いパワーリザーブを持つ改良型ムーブメント。
伝統工芸の装飾: ドイツ古来の「エンジンターン」による粒状文字盤と、立体感のある浮き彫り文字。

これらを一つに融合させることで、ランゲは「過去・現在・未来」を繋ぐ、まさに「クロノグラフの頂点」と呼ぶにふさわしい一本を完成させました。
世界限定25本という極めて限られた生産数でありながら、その存在は時計界全体に大きな衝撃を与えています。

デザイン哲学:歴史の断片を繋ぎ合わせる「コラージュ」の美学

① 初代への回帰:クラシックなダイヤルレイアウト
このモデルの最大の特徴は、現在のダトグラフでは見られなくなった初代モデルのダイヤル構成を忠実に再現している点です。
3つのローマ数字: 12時、6時、9時(または3時)配置のローマ数字インデックスが、往年の雰囲気を色濃く残しています。
日付表示の排除: 現行モデルには通常搭載されている日付表示をあえて省略し、クロノグラフ機能とスモールセコンド、アウトサイズデイト(※注:記事の記述によると「日付表示なし」の可能性がありますが、ダトグラフの特徴であるアウトサイズデイトの有無は文脈によります。ここでは「初期のシンプルな構成」を重視したデザインであると解釈)ではなく、純粋な計測機能への集中を表現しています。
補足: 記事内では「三个罗马数字时标一个不少且没有能显(日付表示なし)」と明記されており、初代の純粋さを追求した設計であることがわかります。

② 現代的なプロポーション:41mmケースの採用
一方で、ケースサイズは第2世代以降の標準である41mmを採用しています。
装着感の向上: 初代の約39mmに対し、41mmへと大径化することで、現代人の手首によりフィットし、視認性も向上しています。
厚みの最適化: ケース厚は13.1mmに抑えられており、ドレスウォッチとしても違和感のない絶妙なバランスを保っています。
レイアウトの再調整: ケースサイズの変更に伴い、サブダイヤルやインデックスの配置も微調整され、41mmというキャンバス上で最も美しい黄金比が追求されています。

③ 伝統工芸による装飾:エンジンターンと浮き彫り
このモデルを「芸術品」たらしめているのが、その表面処理の技術です。
エンジンターンによる粒状質感: 文字盤には、ドイツの伝統的な機械彫刻技法「エンジンターン」が施され、微細な粒状のテクスチャが生まれています。これは経年変化とともに深みを増し、光の当たり方によって表情を変える「生きた文字盤」です。
浮き彫り文字: ロゴやスケールの文字は印刷ではなく、すべて浮き彫り(エンボス加工)で表現されています。これにより、指で触れた時の凹凸感や、光を反射した時の立体感が際立ち、圧倒的な高級感を演出します。

技術仕様:L951.6(または改良型)が支える、ドイツの矜持

外装の美しさだけでなく、内部のムーブメントも最新技術と伝統の融合を果たしています。
項目 仕様内容
モデル番号 405.048 / LS4051AB

シリーズ DATOGRAPH(ダトグラフ)

限定数 世界25本

ケース素材 18Kゴールド(イエローまたはピンク、記事では18k黄金と記載)

ケースサイズ 41mm(厚さ 13.1mm)

ムーブメント ランゲ自社製 手巻きクロノグラフCalibre(第2世代ベース)

特徴 自社製ヒゲゼンマイ搭載、パワーリザーブ延長

機能 クロノグラフ(フライバック機能付き)、スモールセコンド、アウトサイズデイト(※仕様による)

仕上げ ドイツ式装飾(グラスヒュッテ・リブ、ブルービス、ゴールドシャトンなど)

ガラス サファイアクリスタル(無反射コーティング)

ストラップ アリゲーターレザー(手縫い)

ムーブメントの真価
第2世代の進化: 初代のムーブメントをベースにしつつ、第2世代で導入された自社製ヒゲゼンマイや、より安定した駆動を実現する改良が施されています。
パワーリザーブの向上: 改良により、パワーリザーブ時間が延長され、実用性が大幅に向上しています。
ドイツ式の美: 裏蓋越しに見えるムーブメントは、ランゲお馴染みの「グラスヒュッテ・リブ(波状装飾)」、熱処理されたブルービス、そして宝石留めされたゴールドシャトン(穴石)によって飾られており、それ自体が一つの芸術作品です。

市場評価:なぜ「25本限定」が伝説となるのか

参考小売価格:未公表(超希少限定モデルのため、プレミア価格が確実)

① 「完全体」としての希少性
歴史の融合: 初代のデザインと第2世代のメカニズムを組み合わせるという試みは、ランゲの中でも極めて稀です。これは単なる復刻ではなく、「もし初代が現代に生まれていたらどうなっていたか?」という問いに対する回答でもあります。
工芸品の価値: エンジンターンや浮き彫りといった手間のかかる装飾は、大量生産が不可能です。職人の手作業によるこれらのディテールは、機械化が進む現代において、ますますその価値を高めています。

② コレクターズアイテムとしての側面
25本という絶対数: 世界でたった25本しかないという事実は、この時計を「入手不可能な聖杯」へと押し上げます。
25周年という節目: ダトグラフというモデルの歴史的意義を考えると、このアニバーサリーイヤーにリリースされた限定モデルは、将来的に博物館級の評価を受ける可能性を秘めています。

③ 比較対象:他の2024年傑作との対比
記事では、このランゲと共に以下の2つの傑作が紹介されています。
カルティエ プリヴェ タルトゥガ(WHTO0008): プラチナケースにバーガンディストラップ、角型の単押しクロノグラフ。1928MCキャリバーを搭載し、カルティエの美学的頂点。
タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド(CBW2181.FC8322): チタンとサファイアケース、業界初のチタン製自動巻スプリットセコンドムーブメント(TH81-00)。約103万元(約2,200万円)という価格ながら、リシャール・ミルに匹敵するスペックを持つニューカマー。

これらと比較しても、ランゲのこのモデルは「伝統工芸」と「歴史的正統性」において頭一つ抜けており、「最もドイツ的な、最もランゲらしい」時計として位置づけられています。

総評:時間を超えた、ドイツの魂

朗格 DATOGRAPH 405.048 / LS4051ABは、「25年間の歴史を凝縮し、未来へ引き継ぐための器」です。

それは、初代が持っていた純粋な情熱と、第2世代が獲得した技術的完成度。
そして、ドイツの職人が誇りをかけて施した手仕事の温もり。
これらが融合することで、単なる計測器具を超えた「時間の芸術品」が生まれました。

世界に25本しかないこの時計を手にすることは、ランゲの歴史の一部を所有することと同義です。
粒状の文字盤が放つ微かな輝きを見つめながら、あなたは25年前のあの瞬間と、これからの25年の未来を同時に感じることができるでしょう。

「クロノグラフの頂点」を求めるなら、そして「本当の意味での限定モデル」を探しているなら、この朗格以外に答えはありません。
ドイツのグラズュッテ(グラスヒュッテ)から届いた、この至高の贈り物。
それが、あなたの腕元で静かに、しかし力強く時を刻み続けるのです。

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クラシックシリーズの“隠れ名作”、2026年おすすめ3選は?

クラシックシリーズの“隠れ名作”、2026年おすすめ3選は?

「人気モデルばかりではなく、スーパーコピー時計本当に“知る人ぞ知る”一本が欲しい——そんな声に応える3本がある。」

2026年現在、オメガ・カルティエ・ロレックスがそれぞれのアイコンシリーズに、
低調ながら確かな存在感を持つ“隠れモデル”をラインアップしている。
これらはマーケットのトレンドに左右されず、静かなる確信で選ばれる逸品だ。

■ ① オメガ シーマスター レイルマスター 235.10.38.20.06.001 —— 防磁の復活

- 価格:¥44,500(中国公定)→ 約99万円
- サイズ:38mm × 12.4mm(ステンレス)
- 特徴:
- グレーからブラックへのラジアルグラデーション文字盤
- 闊箭形針+3/6/9/12アラビア数字(1957年初代オマージュ)
- 6時位置に“Railmaster”刻印
- 性能:Cal. 8806 至臻天文台認証(15,000ガウス抗磁性、55時間パワーリザーブ)

💬 「これは“海馬”の派生ではなく、“鉄道職員のためのプロフェッショナル・ウォッチ”という原点回帰」

■ ② カルティエ ボール・ブラン WGBL0005 —— 藍気球の“隠れ双子”

- 価格:¥92,500 → 約205万円
- サイズ:30mm × 8.4mm(18Kローズゴールド)
- 特徴:
- 4時位置にダイヤモンド付き表冠(ボール・ブルーとの最大の違い)
- 銀色サンレイ文字盤+ローマ数字インデックス
- 浅灰色クロコダイルストラップ
- 注意点:ボール・ブルー(Ballon Bleu)とは別シリーズ

💬 「“誰もが知る青い球体”ではなく、“控えめな優雅さ”を選ぶ者のための一本」

■ ③ ロレックス デイトジャスト “ターンオーグラフ” 116264 —— 停産された“登山虎”

- 価格:¥64,200 → 約143万円(※中古市場価格は大幅に上昇)
- サイズ:36mm(18Kホワイトゴールド×ステンレス)
- 特徴:
- 三角目盛り付き回転ベゼル(日志型初の回転ベゼル搭載モデル)
- 赤針+赤色日付(視認性と個性の象徴)
- Cal. 3135(COSC認証、48時間パワーリザーブ)
- 現状:2010年代に生産終了、コレクターズアイテム化

💬 「今や“幻の日志型”——その存在自体が、ロレックスの歴史を語る」

■ 編集部コメント:真の個性は“目立つこと”ではない

「これらのモデルは、SNSで話題になることは少ない。
だが、**時計を“道具”ではなく“対話の相手”として見る者にとって、
こそが真の魅力となる。

2026年、“みんなと同じ”ではなく、“自分だけの理由”で選ぶ——
その態度こそが、最高級のラグジュアリーなのかもしれない。」

<セイコー ルキア>池田エライザさん、三浦大地さんとのトリプルコラボレーション~

セイコーウオッチ株式会社は、<セイコー ルキア>の「LUKIA Grow」より、限定モデル2種を11月8日(土)に発売いたします。本作は、ルキアのイメージキャラクターである池田エライザさんが腕時計本体をプロデュースし、アーティストの三浦大地さんがスペシャルボックスのデザインを手がけた、特別感あふれるコラボレーション限定モデルです。希望小売価格は各96,800円(税込)です。

1995年の誕生以来、<セイコー ルキア>は、時代に寄り添う心地よいデザインで、自分らしさを大切にする女性たちのライフスタイルを彩り続けてきました。ブランド誕生30周年を迎える今年は、「身に着ける人が日々を楽しみながら、リラックスした気持ちで前向きに進んでいけるように」とスーパーコピーいう願いを込めたモデルを発表してきました。
そして今秋、30周年を締めくくるコラボレーションモデルが登場します。

肩書にとらわれず自分らしさを大切にし、自由な表現を通して多くの人々に勇気を届けてきた池田エライザさんと三浦大地さん。ブランドの想いに共感し、腕時計とパッケージそれぞれに「自分らしく、自信を持って前に進んで行けますように」という願いを込めてくださいました。


≪特徴≫
デザインコンセプトは「神秘を纏う、星々や月の輝き」
<セイコー ルキア>のイメージキャラクターを務める池田エライザさんとのコラボレーションは、今回で4回目を迎えます。本作では、初めてエライザさんに腕時計のコンセプトワークから参加していただき、デザインコンセプトを決定しました。

星々や月の光が日々少しずつ表情を変えるように、人々の心もまた、移ろいゆきます。エライザさんは「忙しい日々の中でも、時には夜空を見上げ、自分の心と静かに向き合う時間を大切にしている」といいます。その体験をもとに、星々や月の輝きを腕時計に落とし込みました。手元を見るたびに、夜空を見上げた時のような特別な時間が流れ、前向きな心を静かに照らしてくれる、特別な一本です。


夜空に瞬く星々のきらめきを宿したモデル
SSVW241は、オールブラックのケースとブレスレットに、繊細なラメを散りばめたダイヤルを組み合わせ、満天の星を表現しました。インデックスは、星のまたたきをイメージしてアシンメトリーに配し、1時・8時位置には、ひときわ輝く星を象徴した3石のラボグロウン・ダイヤモンドが美しく輝きます。
カジュアルな装いから特別な日の華やかなスタイルまで、身に着ける人の魅力を引き立てるデザインです。


月の輝きをモチーフとしたモデル
SSVW242は、シャンパンゴールドカラーとシルバーカラーが織りなす上品な輝きが美しいモデルです。ダイヤルには、月の穏やかな光を表現するため、わずかにグラデーションを施した白蝶貝を採用しました。

ダイヤルの中央には、月の楕円軌道を象徴するオーバル型のラインをさりげなくあしらい、時の移ろいとともに変化する心の機微に寄り添ってくれるデザインに仕上げました。

両モデルとも、裏ぶたにはエライザさんがお気に入りの「土星モチーフ」を特別にマーキング。リング状の輪が特徴的な土星は、その美しさから「太陽系の宝石」と呼ばれることもあります。


三浦大地さん(アーティスト)がトータルデザインを手がけたスペシャルボックス
各モデルのデザインに合わせて、アーティストの三浦大地さんがスペシャルボックスをトータルデザインしています。三浦さんからは、制作にあたり、次のようなコメントをいただきました。

「このパッケージは、星と月の女神のようなジョシー(三浦大地さんの作品に登場するアイコン)と、ジョシーに扮したエライザさんをイメージしたデザインにしました。

宇宙を考える時間は自分を想う時間。月の満ち欠けのように時の経過を楽しんで、星のようにそれぞれの人生が優しく光り輝きますように!」


三浦大地さんがデザインを手がけた腕時計クロスも付属します。


腕時計を収めることのできる巾着には、裏ぶたと呼応する土星モチーフをデザインいただきました。


[イメージキャラクター プロフィール]
池田エライザさん
1996年4月16日生まれ、福岡県出身。

2009年、ファッション誌「ニコラ」の第13回ニコラモデル・オーディションでグランプリを受賞。2011年、映画「高校デビュー」で俳優デビューを果たす。俳優業にとどまらず、映画監督、歌手、カメラマンなど幅広いジャンルで活躍。2020年には、自身が原案・初監督を務めた映画「夏、 至るころ」が公開。NHKプレミアムドラマ「舟を編む〜私、辞書つくります〜」(2024年2月)では主演を務めた。Netflixシリーズ「地面師たち」(2024年7月25日〜)に出演、配信中。TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」レギュラー出演。2025年夏には、映画『リライト』の主演を務めた。


[アーティストプロフィール]
三浦大地さん
ファッションデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、アーティストや俳優の衣装を担当。

その後、広告や CM などのディレクション、住居などのデザイン、ブランドのプロデュース、イラストレーション、アートクリエイションなど創作の幅を広げる。 旅がベースのライフスタイルから世界の様々な文化や自然との対峙を経て、環境問題への取り組みや地域活性など社会活動にも力を入れる。

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■ misswshop ... [M] [H] (01/13 11:29) 編集・削除

Misswshopでは、様々な高級ブランドの手帳型スマホケースをご提供しています。iPhoneおよびAndroid(サムスンGalaxy、Google Pixel、シャープAQUOS、ソニーXperiaなど)の大部分のモデルに対応しています。

■ misswshop ... [M] [H] (01/20 11:54) 編集・削除

Misswshopでは、のショルダータイプ携帯ケースをご提供しています。iPhoneおよびAndroid(サムスンGalaxy、Google Pixel、シャープAQUOS、ソニーXperiaなど)の大部分のモデルに対応しています。

ロレックスの赤サブ Ref.1680など、誰もが満足する時計が揃っているはずだ。

あなたの探しているものを直接、気軽に連絡して欲しい。

タイトルにあるもの以外にも、ヴィンテージチームメンバーがピックアップしたアイテムは、すべてこちらで購入することができる。私たちのお気に入りの3点について、個人的な考察やお気に入りのポイントを読んでみて欲しい。

リッチ・フォードンは、控えめな1960年代のクロノグラフをピックアップし、それがいかにして市場に登場したのか、そのストーリーを紹介する。水曜日の逸品のテーマを挙げるとすれば、それはストーリーテリングだろう。どの作品も、見た目以上の(あるいは書かれた以上の)魅力を備えている。サオリ・オオムラは、1971年のオメガのカタログに掲載された知られざるヒーロー、パティーナがとても魅力的なシーマスター 60を紹介する。そして最後に、ショーン・イーガンは、ひとつだけでなく、ホイヤー オータヴィアとベンラスのとオータヴィア風クロノグラフをそれぞれ紹介している。スーパーコピー 代引きこちらをクリックして、すべてをチェックして欲しい。

1960年代製 ルガン モンゴメリーウォード向け ゼニス製Cal.146HP クロノグラフ
さて、ヴィンテージウォッチの世界で私が最も好きな市場への長い道のりについて紹介しよう。通常、ブランドは時計を製造し、正規代理店を通じて販売することになるが、多くの場合、その時計を市場に送り出し、バイヤーとなる小売店を探し出すのはブランド側となる。このルガンのクロノグラフの場合、文字盤に書かれている名前は、私たちが見慣れた時計ブランドではなく、この時計を製造したブランドでもない。

1960年代製 ルガン モンゴメリーウォード向け ゼニス製Cal.146HP クロノグラフ

ルガンは、1960年代にモンゴメリーウォードの社員によって考案された“エレガント”をもじったブランドだ。アバクロンビー&フィッチなど、この時代のほかの企業と同様、ウォード社はスイスの時計ブランドと提携し、季節ごとの印刷カタログを通じて最高品質の時計を提供した。シカゴで育った私でさえ、これらのカタログ会社がいかに巨大であったかを忘れがちである。アマゾンのプライムデリバリーが登場するよりも遥か以前、そうしたカタログ会社はアメリカ人が通販で店に行く手間を省くための存在だった。現代の私たちには理解しがたいことだが、これらのカタログに掲載されている商品は、今日の便利さから連想する使い捨てのようなものではなく、本格的な品質のものが多かったのだ。

1960年代製 ルガン モンゴメリーウォード向け ゼニス製Cal.146HP クロノグラフ

その方針に従って、このエレガントなルガンは、1960年代後半のスイスで間違いなく最高の自社製スポーツクロノグラフを製造していたゼニスによって製造された。私たちは以前にもこのルガンのクロノを1本提供したことがあり、ほかにもプライベートコレクションで数本見たことがある。そのすべてが、今回紹介する1本と非常に近いシリアルナンバーを持っている。また、ウォード社がこの時計を提供した唯一の証拠が1968年のクリスマスカタログに残されているが、この時計は非常に数が少なく、1〜2年間だけ入手可能だったと思われる。このルガンには、私を魅了するようないくつかのディテールがあるが、文字盤が1960年代後半の偉大なモバードのM95の文字盤にあまりにも似ており、偶然の一致とは思えないのだ。というわけで、商品説明で、さらにマニアックな詳細と美しく撮られた写真をチェックしてみて欲しい。

1971年製 オメガ シーマスター 60 Ref.166.062
私はこれまで、オメガの時計を何本見てきたか正確にはわからないが、オメガがこれまでに生み出してきた時計の数々とデザインの幅広さには、いつも驚かされる。スイスの伝統的な時計メーカーの多くは、いわば自分たちの泳ぐコースに留まっているが、オメガはその真逆に飛び込んでいった。貴金属を使ったドレスウォッチのコンステレーションから、伝説的なクロノグラフとなったスピードマスターなど無数のデザインを追求し、果敢に拡大し続け、いずれのモデルも現行コレクションとして存在し続けている。

1971年製 オメガ シーマスター 60 Ref.166.062

ヴィンテージのおもしろさは、何百ものデザインが展開されるなかで、レーダーの下に残る無名のデザインがきちんと存在するところにある。このオメガ シーマスター 60は、まさにそのカテゴリーに属するものだ。1948年にデビューしたシーマスターコレクションは、ややドレッシーなスタイルから真のディープダイブツールウォッチスタイルまで、幅広いデザインに対応している。そのなかでも最も有名なのが、シーマスター 300コレクションだろう。シーマスター 300コレクションは、主にプロダイバー向けだったが、ダイビングが主流になるにつれ、ダイバーズウォッチの需要も高まった。そこでオメガは、200m、120m、60mといった低い水深用のダイバーズウォッチを多く生産するようになる。60mのモデルは、60年代末に登場した初期のモデルで、それほど一般的ではなかった。

シーマスター 60が私の今週おすすめのヴィンテージウォッチである理由は、ほかのシーマスターと比較して楽しくて気まぐれな感じに見えるからで、プロ仕様のダイバーズウォッチが必要なほど深く潜るつもりもないのだ。60年代と70年代の美学をバランスよく表現しているところも気に入っている。少し角ばったケースに、ブルーの文字盤、そして文字盤の外周にはブルーとホワイトのチェッカーモチーフが施されている。当時のダイバーズウォッチは、白やクリーム色に対して黒文字盤でコントラストを効かせた視認性の高いものが多かったため、ブルーは色としてなかなか一般的ではなかった。ダイバーズウォッチというと、普段使いのサイジングに悩むものだが、このモデルは36.5mmとジャストフィットで、厚さも11mmとかさばらないのが特徴だ。私が本当に魅力的だと思う部分は、この時計には場違いで不要に見える大きな丸いリューズだ。実はこのリューズ、クイックセットデイトの機能として、リューズを引いたり押したりすることで日付が進むようになっている。そのために大きく丸いリューズを設けるなんて、どれだけ天才的なのだろう。

1971年製 オメガ シーマスター 60 Ref.166.062

ついつい流行りにとらわれがちなヴィンテージウォッチだが、その醍醐味は、あまり見かけないものや、存在すら知らなかったものに偶然出合えることにある。そして、このオメガのシーマスターは、そのようなヴィンテージウォッチのなかでも、もっと知りたいと思えるような時計だ。このオメガ シーマスター 60は、まさにそのような謎めいた、あまり世に知られていない存在でありながら、腕にしっくりとなじむカッコいい時計なのである。

1970年代製 ホイヤー オータヴィア “バイセロイ” Ref.1163 & 1970年代製 ベンラス クロノグラフ デイト Ref.73463
ときには、オリジナルだけが唯一のものということがある。しかし一方で、ジェネリックが同じくらいいいということもある。そしてごくまれに、ホワイトラベル(※)のほうがブランドの製品より優れていることもある。今日のヴィンテージセレクションは、自分で判断するしかないだろう。当時、ホイヤーがベンラスのために時計を作っていたかどうか定かではないが、少なくともケースと文字盤を同じメーカーから買っていたことは確かだ。

※編注;ある企業が生産した製品やサービスをほかの企業が自社ブランドとして販売すること。

1970年代製 ホイヤー オータヴィア “バイセロイ” Ref.1163

“オレンジボーイ”という愛称でコレクターに親しまれているオータヴィアは、おそらく最も魅力的なオータヴィアのバリエーションのひとつだろう。そのため、私たちもこのモデルをベースに限定モデルを製作した。ブラックダイヤルにコントラストの効いた視認性の高いオレンジを配したことから、その名がついたことは容易に想像がつく。しかし本日紹介するのは、それとはまったく違うもので、ラジアルブラッシュ仕上げのトノーケースを採用した最初の時計、ベンラスのRef.73463だ。そう、米軍仕様の時計と関係の深いブランドが、レーシングクロノグラフを手がけていたのである。1970年代には、これと同じケースを使用したモデルが数多く発表され、大きな話題となった。

1970年代製 ベンラス クロノグラフ デイト Ref.73463

クーポン券とタバコのバイセロイのカートンの端があれば、88ドルで手に入ることから“バイセロイ”の愛称で親しまれるホイヤーのオータヴィアと比較してみて欲しい。この時計の希望小売価格が本来200ドルだった頃、このブランドは多くの時計を販売しており、この取引のために1パックを買って捨てるだけの価値があったのだろう。“ホイヤーマン”のジェフ・スタイン氏は、こちらで、この件についてもっと詳しく説明している。さて、時計についてだが、今回は自動巻きムーブメントを搭載した、初の自動巻きクロノグラフのひとつで、ケース左側にリューズが付いている。そして文字盤には、バーゲンプライスのボックスと同じように、オレンジ(赤)と白のアクセントが効いている。

あまり知られていない色鮮やかなクロノと、人気のあるクロスプロモーションモデル、あなたならどちらに軍配を上げるだろうか? いずれにせよ、こちらとこちらでチェックしてみて欲しい。

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■ misswshop ... [M] [H] (01/19 12:41) 編集・削除

Misswshopでは、など、様々な高級ブランドのスマホケースカード入れをご提供しています。iPhoneおよびAndroid(サムスンGalaxy、Google Pixel、シャープAQUOS、ソニーXperiaなど)の大部分のモデルに対応しています。

スイス系カナダ人のニューヨーカー、ジェシー・マーチャントの処女作、モデル No.1。

コーヒーと白身魚のサラダ、薄切りにしたトマトを挟んだエッサ・ベーグルのエブリシングを食べながらInstagramで週末恒例の時計チェックをしていたとき、ある投稿が私の手を止めた。大食漢の私にベーグルを置かせるのは容易ではないのだが、その土曜日の朝は、まるで石ころみたいに手から転がり落ちてしまった。

私は視力が衰えたてきた年配者がするように眼鏡を持ち上げ、スマートフォンを目に近づけた。スグと私の手首はよく似ていて、この時計は彼にぴったりと合っていた。しかしなぜだろう? 私は時計界のネス湖を見るような気持ちで、36mmのGMTを見つめていた。

私は時計を趣味にしはじめたころから、スーパーコピー時計 代引き懇親会や記事の下にあるコメント欄のような場所で、36mmのGMTについてうるさいぐらい力説していた。いつも人々は優しく肯定しながら私から距離を置き、手元にきらめくサイドキック(相棒)、つまりバットガールのほうへと去って行ったものだ。GMTはかつて手首の太いパンナム航空のパイロットが使っていたもので、40mmが妥当なサイズだというのが定説になっている。だが、そんなことはどうでもいい。確かに、私のお気に入りの時計のひとつには、60年代半ばに作られたロレックスの1675 GMTがある。そして、どのブレスレットよりも腕になじむのでレザーストラップをつけている。しかし、この時計はまったくの別物であった。

 その時計はロルカ モデル No.1という。24時間表示を備えたステンレススティール製の固定ベゼルは、ロレックスのエクスプローラー IIを彷彿とさせる。文字盤の中心からはミニッツインデックスが放射状に長く伸びており、きれいなブルズアイを形成している。私は時計に関する記憶を探ってみた。グライシン エアマンのヴィンテージに少し似ているだろうか? 現行のモデルでいうと、どこかローラン・フェリエのガレ トラベラーのようでもある。しかし、いろいろと比較した結果、この時計は天才的な発想に基づく唯一無二のプロダクトであるという結論に達した。

man in chair wearing lorca watch
 その発想の主は、現在ブルックリン地区に住むカナダ人シンガーソングライター、ジェシー・マーチャント(母親がスイス人なのが決め手)である。マーチャントのツアーミュージシャンという職業が、このモデルの開発のきっかけとなった。彼はヨーロッパと北米のツアーに参加するために、GMT機能を搭載し、200mの防水性能を備えた、スタイリッシュで洗練されたデザインの時計を望んでいた。ホテルのプールに入り浸りながら、幾多のブックツアー(各地をめぐるプロモーション)を乗り越えてきた私にとって、マーチャントの条件はまさに理想的であった。私は彼に会わなければならない。この時計を、身につけなければ。

 数週間後、私はイーストビレッジのモロッコ料理店で彼の向かいに座ってラムのタジンを食べながら、恒例となった午後7時のマティーニを飲み、その手首にはロルカをつけていた。ダイヤモンドカットが施されたインデックスがキャンドルの光に照らされて輝き、ライスビーズのブレスレットは上品でしなやかな印象をふりまいていた。この時計は、すべてが完璧に近い。マーチャントが持ってきたGMTは、ブラックダイヤルとシルバーダイヤルの2種類。シルバーには控えめなエレガンスが漂うが、老眼の私にはブラックダイヤルの方がわずかに見やすく見えた。

lorca watch
 マーチャントにこのGMTモデルに影響を与えた時計について尋ねると、まるで百科事典のように複雑な答えが返ってきた。思ったとおり、究極のデザインに影響を与えた時計はなかったようだ。その代わりに、彼は1950年代と1960年代の時計について、大学院で行う研究レベルの深掘りを行なってくれたのである。例えば、ニーナ・リントモデルのクロノグラフに見られたフラットベゼルやRef.166.010のオメガ シーマスター、IWC マークXIIの2フックエンドリンク、偉大なロレックス Ref.1600に、ヴィンテージのジャガー・ルクルト メモボックスなど。そして、GMTのシルバーインデックスバージョンに影響を与えた、祖父の所有するリチャードの懐中時計についてだ。ウォルト・ホイットマンを引用して言わせてもらうなら、ロルカ モデル No.1には“contains multitudes”……、すなわち“多くの要素が含まれている”。

close up of lorca watch dial GMT hand
“マイクロブランド"という言葉は、"オート・オルロジュリ(高級時計)"の対極にある呪いの言葉のように語られることがある。しかしここ数年、既製品のムーブメントを使用することで2000ドル以下に抑えた、独創的で素晴らしい時計を目にするようになった。 これら傑作たちは、レーザーの焦点のように鋭いビジョンを持つ唯一無二のクリエイターから生み出されている。シカゴのブランド、オーク&オスカーでチェイス・ファンチャーが作るサンドイッチダイヤルや、グラスゴーのアンオルダイン(anOrdine)を手がけるルイス・ヒースがエナメル細工で描く、華麗な極彩色の世界を思い出して欲しい。マーチャントの時計もまた、そのような孤高の作家性を体現した例のひとつといえるだろう。

lorca watch
close up of lorca watch dial
close up of strap of lorca watch
 この時計がどのような美的感覚から生まれたものなのか、最初は理解しがたいかもしれない。例えば、ブランド名や“20 ATM GMT”の文字、デイト表示やアワーベゼルには複数のフォントが使用されている。しかし結果として、不協和音ではなく、これしか選択肢がなかったかのような不思議な一貫性が感じられるのだ。詩的なニュアンスの"Lorca"は筆記体で表現されるべきだが、“20 ATM”はそうではない。36mm(ベゼル込みで37mm)の文字盤には多くの要素が盛り込まれているが、余計なものは何もないように思える。

Gary Shteyngart looking at a watch while sitting in a chair
 ロルカをつけ、プールで幾度となく泳いだ1週間。私がなぜほかのどんな機能よりもGMTウォッチを愛しているのか、これまでとは違った視点で考えるようになった。旅行で頻繁に身につける時計だから、自然とノスタルジーを誘うのである。 それらはV.S.ナイポール著『The Enigma of Arrival』のように、はるか昔に行った旅を思い起こさせる。しかしそれと同時に、ほんの数時間で地球の裏側にいける魔法にも気づかせてくれるのだ。また、旅に出て数時間、あるいは数日後という短期間に現れるノスタルジー、すなわちホームシックの存在もある。そんなときには、ホームタイムを示す針の存在が、家族や子供、恋人、見慣れたランドマーク、そして週末に歯のあいだに挟まるベーグルなどの代役になってくれる。

drilled lugs on the Lorca GMT watch
the bracelet on the Lorca GMT watch
 ほかの腕時計と違い、GMTウォッチは旅における神秘と、家を離れて初めて見えてくる故郷という概念の両方を内包している。かつてイタリアに1年以上滞在したことがあるのだが、そのときは偉大なイタリア小説ではなく、旅立ったばかりのニューヨークを舞台として本を書いていた。モンゴルのユルトやローマのワインバー、あるいは行きつけの油くさい食堂で文字盤を見つめているときでも、美しく構築されたGMTウォッチは異なるふたつの地点を結ぶ架け橋となってくれる。

lorca watch on wrist
 さて、時計マニアが大激怒するような話題に挑戦してみようと思う。そう、ロルカは“Caller”(“Flyer”に対して)GMTであり、ローカルタイムの時針を単独で設定することができないのである(“Caller”GMT、“Flyer”GMTについての詳細はこちら)。GMTウォッチはやはり“Flyer”がいいだろうかと聞かれれば、そのほうが便利なのは間違いない。しかし、6時間以上飛行機に乗るのであれば、そのなかの数分間を時計の設定に費やすことは大きな問題ではないだろう。むしろ心を静めて無心になれる時間であり、お気に入りの時計と戯れ、始まったばかりの旅に備えて時計と自分自身を調整するいい機会でもある。私のロレックス GMTマスター 1675は日付のクイックチェンジ機能を備えていないため、時計の調整はなかなか面倒だ。しかし、ジェットエンジンが私を眠りへいざなう前に作業をするのが楽しみにもなってきている。ちなみに、マーチャントはミヨタの新しい“Caller”GMTムーブメントの使用も検討していたが、ミヨタをしのぐ精度(±4秒)で信頼に足るソプロッド製トップグレードムーブメント、C125を採用した。

The caseback of a Lorca GMT watch
The box for the Lorca watch
 私のお気に入りの時計のひとつに、超薄型のアクアノートがある(あらゆる理屈に反してメタルのブレスレットをつけているが)。予約受付の開始を3月7日(火)に設定したロルカ。その価格は1450ドル(4月に1750ドルに値上げし、11月に出荷予定)とアクアノートよりもはるかに手ごろにもかかわらず、腕につけた感触には似ているところもある。薄型(厚み11.2mmはGMTとしては驚異的)でありながら驚くほど頑丈な時計は、それだけでユニークな存在だろう。ロサンゼルスのゴージャスなプールで泳いだり、大西洋の青く泡立つ海を泳いだりするときに、このようなクラシックなプロポーションの時計を身につけるのは最高の気分だ。ロルカ モデル No.1 GMTはまるでひとりの男の想像力の深淵から湧き出たかのようで、ついに私のコレクションの隙間を埋めてくれる存在が現れたことに、この上ない喜びを感じている。この時計はまだ発売されていないが、すでに私の分はキープさせていただいている。

タグ・ホイヤー 精度、スピード、レガシーを体現する2つのスペシャルエディションを発表。

タグ・ホイヤー 精度、スピード、レガシーを体現する2つのスペシャルエディションを発表。

永遠のレジェンドであるアイルトン・セナを称える「THE SPIRIT OF CHAMPION」~精度、スピード、レガシーを体現する2つのスペシャルエディションを発表


タグ・ホイヤースーパーコピー代引きは、今回もフォーミュラ1(Formula 1®) 史上屈指の伝説的なチャンピオンにオマージュを捧げ、アイルトン・セナの不朽の功績を称える2つの新作限定タイムピースを発表します。F1®サンパウロGP開催中に発表された「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ x セナ」は、タグ・ホイヤーとセナ・ブランドとの歴史的なコラボレーションに新たな章を加えるものです。

「THE SPIRIT OF CHAMPION」、アイルトン・セナを称えて――タグ・ホイヤーが贈る2つの特別なクロノグラフ
1994年に最初のセナ スペシャルエディションが誕生して以来、このパートナーシップは、鮮やかな印象を残すクォーツモデルから、壮観な「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン エクストリームスポーツ x セナ」まで、数々の大胆なクロノグラフを世に送り出してきました。それぞれの時計が、伝説のドライバーが持っていた「精神」のさまざまな側面を映し出しています。
今年、この伝統を受け継ぐ2つの新作によって、両者のコラボレーションは新たな高みへと到達します。ひとつはテクニカルでモダンかつ大胆、もうひとつはクラシックなパフォーマンスと卓越したスタイルに根ざしています。そして、この2本をつなぐのが、タグ・ホイヤーの新しいスローガンである「Designed to Win(勝利のために)」です。

ウォッチメイキングとモーターレーシングの歴史に燦然と輝くパートナーシップ
タグ・ホイヤーとアイルトン・セナとの関係は、1988年、彼がF1®で絶頂期を迎えていた時に始まりました。この年、セナは初めてF1®世界チャンピオンに輝き、モータースポーツ新時代の幕開けを告げたのです。タグ・ホイヤーにとって、アイルトン・セナとの歩みは単なるスポンサーシップ以上のものとなり、時計業界においても最も意義深いアンバサダー契約の始まりでもありました。

1993年、セナは、1994年シーズンのアンバサダーとして正式にタグ・ホイヤーの一員になり、自身の腕時計として「タグ・ホイヤーS/el(セル)」クロノグラフを選びました。その特徴的なS字型ブレスレットと、モーターレーシングとの強いつながりにより、このモデルはセナの名を永遠に連想させるものとなります。この協力関係は年を経るごとに発展し、セナの恐れを知らない精神と、卓越性を妥協なく追い求めていく姿を称えるものへと変容していきました。

しかしセナのレガシーは記録や勝利だけにと留まりません。このパートナーシップは、サーキットを超えて永続的な社会的影響を生み出す使命も担ってきました。スペシャルエディションのタイムピースを通じて、タグ・ホイヤーはセナの家族が設立したアイルトン・セナ・インスティテュートを支援し続けてきました。設立以来、この組織は教育の機会を提供し、ブラジル全土の子供たちや若者の人生を変える助けとなっています。

セナがこの世を去ってから30年以上が経った今も、その影響力はモータースポーツ、文化、ウォッチメイキングなど、さまざまな世界に響き渡っています。

「アイルトン・セナは、単に並外れたドライバーであっただけでなく、精度、パフォーマンス、情熱の象徴でもありました。この新しいコレクションは、大胆なデザインと機械式時計製造の熟練の技をもって、そういった彼の資質を見事に捉えています。セナの精神は今もなお私たちにインスピレーションを与え続けているのです。」
アントワーヌ・パン(タグ・ホイヤー CEO )

スピードとクラフツマンシップの大胆な表現
セナの恐れを知らない精神と、卓越性を追求する姿に導かれて誕生した「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ x セナ 44 mm」は、自動巻ムーブメントを搭載したダイナミックでハイエンドな仕様により、両者のパートナーシップをさらに深化させます。
デザインのインスピレーションは、セナのヘルメットとブラジル人としてのアイデンティティから得られました。サンレイ加工サテン仕上げのブラックダイヤルには、鮮やかなアクセントによって躍動感がもたらされ、6時位置にブラジル国旗の色を纏ったサブダイヤル、12時位置にイエローラッカー仕上げの針を備えたクロノグラフ30分計、9時位置にイエローの“S”ロゴをあしらったスモールセコンドが配置されています。
センター秒針にもイエローラッカー仕上げが施され、高精度な動きでパワフルにダイヤル上を進んでいきます。F1®マシンを彩るカラーリングの幾何学模様に着想を得た新しいインデックスと、スケルトン加工が施されたブラックラッカーの時分針が、視認性とスタイルを向上させています。

44 mmケースは、サーキットでのセナの大胆不敵な走りにオマージュを捧げ、ブラックDLCコーティングを施した軽量チタン製。フォージドカーボン製のベゼルには、12時位置にセナの代名詞でもあった“S”ロゴが刻印され、最先端素材とエンジニアリングの妙を際立たせています。その他のディテールとしては、イエローラッカー仕上げのリューズ、ケースとベゼルの間に配されたイエローリング、2時位置と4時位置の新形状のプッシュボタンが挙げられます。ケースバックには、ヘルメットの奥に見えるセナの鋭い眼差しのエングレービングが施され、その視線が世界を魅了したセナを切なく思い出させるものとなっています。

鮮やかなイエローのラバーストラップで仕上げられたこのモデルは、3本のストライプが入ったディープブルーのパッケージボックスに収められ、同梱されるトラベルポーチはアイコニックなセナのヘルメットのカラーで彩られています。


モータースポーツのヘリテージに宿るタイムレスなエレガンス
「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ x セナ 43 mm」は、堅牢なクォーツムーブメントを搭載し、セナが愛用したアイコニックなS/elブレスレットを再解釈しています。人間工学に基づいた快適性とスポーツエレガンスを兼ね備え、その流れるように連結したステンレススティール製のリンクが、セナのレース時代を特徴づけたスタイルを視覚的に想起させます。

43 mmのステンレススティール製ケースには、ブラジル国旗のイエローとグリーンをアクセントにしたブラックサンレイダイヤルを採用。3つのカウンターには、3時位置にホワイトアクセントのスモールセコンド、6時位置にレッドラッカー仕上げの針が付いた10時間積算計、9時位置にイエローラッカー仕上げの針が付いたクロノグラフ30分計を配しています。プリントされたアラビア数字のインデックス、ブラックゴールドコーティングを施したポリッシュ仕上げのスケルトン時分針、イエローの秒針が、ダイヤルのモダンでスポーティーな外観を完成させています。

アルミニウムインサートのブラックのタキメーターベゼルには“SENNA”の文字と12時位置にイエローの“S”ロゴが刻印されています。一方、DLCコーティングを施したリューズとプッシュボタン、エングレービング入りケースバックが耐久性とスタイルの両方を高め、セナのイラストで特別なエングレービングが施されたステンレススティール製ケースバックは、この時計の正統性をさらに際立たせています。

また、このモデルはダブルセーフティプッシュボタン付きフォールディングバックルのステンレススティール製ブレスレットと、イエローのクッション、イエローの“S”ロゴを初めとするアクセントが内側にあしらわれた、特徴的なブルーのボックスに収められています。セナの人生を輝かしく称えるとともに、クロノグラフ、日付、時・分・秒などの機能を備えた世界3,000本限定のタイムピースです。

新世代をインスパイアし続けるレガシー
タグ・ホイヤーとセナ・ブランドとのコラボレーションは、現在も最長のアンバサダー契約として続いています。今年のコラボレーションは、セナ・ブランドのCEOであり、アイルトンの姪でもあるビアンカ・セナが、それぞれのスペシャルエディションモデルのクリエイティブ・ディレクションに積極的に関与し、あらゆるディテールにセナの価値観と精神が反映されることを確実なものとしたことで、両者の関係における重要なマイルストーンを記すものとなりました。


この発表は、タグ・ホイヤーの今年からの「Designed to Win(勝利のために)」キャンペーンとも連動しています。アイルトン・セナが、1990年の有名なインタビューで語った「I'm not designed to come second or third, I'm designed to win(私は2位や3位になるために生まれたのではない。勝つために生まれたのだ。)」にインスパイアされたこのキャンペーンは、プレッシャーがかかる中でも揺るがない高精度、困難にぶつかってもしなやかに立ち直る回復力、不屈の精神という、タグ・ホイヤーのDNAを明確に規定するものとなっています。

「今年、タグ・ホイヤーとのコラボレーションを、『Designed to Win(勝利のために)』キャンペーンを通じて継続することは、特に意義深いものだと感じています。アイルトンは決意と、常に自身の限界を押し広げながら生き抜きました。その価値観は今もなお、私たちがすることすべてにおいて最善を尽くすよう私たちを導き、インスピレーションを与え続けています。今回のタイムピースは、彼の勝利だけでなく、集中力、卓越性、不屈の精神、情熱をもって人生に向き合った彼の生き方を称えるものです。」 ビアンカ・セナ(セナ・ブランド CEO)

タグ・ホイヤーとセナ・ブランドは共に、革新的な時計製造とF1®チャンピオンが示した恐れを知らない精神を融合させ、アイルトン・セナの類まれなレガシーを称え続けています。新作「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 x セナ」は、セナがかつてそうであったように、サーキットの内外で卓越性、勇気、情熱を受け継ぎ、愛好家や次世代にインスピレーションを与えるトリビュートウォッチです。

【仕様】
<タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ x セナ 44 mm>
品番:CBZ2081.FT8092
税込予価: 852,500円
2025年11月発売予定

ケース:ブラックDLCコーティング、サンドブラスト仕上げを施したグレード2チタン製ケース
・ベゼルの下にイエローのジョイント
・ケース径 44 mm
・200m防水
・フォージドカーボン製固定式タキメーターベゼル
・SENNAのマーキング
・反射防止加工を施したフラットサファイヤクリスタル
・3時位置:サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製ねじ込み式リューズ
・サンドブラスト仕上げとブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製の特徴的な形状のプッシュボタン
・ブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製ねじ込み式ケースバック
・ヘルメットをかぶったセナの顔をエングレービングした特別なケースバック
ムーブメント:キャリバー16(自動巻)
・機能:時、分、秒、クロノグラフ
文字盤:サンレイ加工を施したブラックダイヤル
・ダイヤル周囲にブラックのトラック
・ブラックのフランジ、60秒/分スケール付
3つのカウンター:
・12時位置:ブラックオパーリンのクロノグラフ30分計、イエローラッカー仕上げの針、イエローとホワイトのインデックス
・6時位置:ブルー、グリーン、イエローのラッカー仕上げを施したクロノグラフ12時間計、ブラックラッカー仕上げの針、イエローとホワイトのインデックス
・9時位置:ブラックオパーリンの秒表示、ブラックラッカー仕上げの針、イエローのSENNAロゴ
・昼はホワイト、夜はグリーンに発光するスーパールミノバ®を塗布し、ロジウムコーティングを施したインデックス
・昼はホワイト、夜はグリーンに発光するスーパールミノバ®を塗布し、ブラックラッカー仕上げを施した時分針
・イエローラッカー仕上げのセンター針
・ホワイトのTAG HEUERプリントロゴ
・3時位置:日付表示
・ホワイトのTAG HEUERプリントロゴ
・ホワイトで“FORMULA 1” と “AUTOMATIC” をプリント
ストラップ:イエローラバーストラップ
・ブラックDLCコーティングを施したステンレススティール製ピンバックル
・TAG Heuerの刻印

ロレックス 6062 トリプルカレンダームーンフェイズは、スポーティとエレガンスを究極的に表現している。

ベースラインで宙に浮くロジャー・フェデラー(Roger Federer)か、アダム・スコット(Adam Scott)のバックスイングのようだ。8171と並んで、唯一ムーンフェイズを搭載したヴィンテージロレックスであり、防水オイスターケースに複雑な自動巻きムーブメントが入れられた唯一の例でもある。これまでに作られたロレックスのなかで最も美しい時計であり、実際、私が“美しい”という言葉を使いたいと思った、数少ないロレックスの時計のひとつだ。ロレックスは1950年に、堅牢なテクニカルウォッチメイキングとシンプルで美しいデザインを組み合わせた、スポーツエレガンスという形を完成させた。

金色のサブマリーナーやオイスターポール・ニューマンがもっと話題に上るかもしれないが、6062とその控えめな36mmのオイスターケースは、今でもロレックススーパーコピー時計n級品史上最も収集価値のある腕時計のひとつとしてこっそりと残っている。数百例も世に出ていないため、今後もそれが変わることはないだろう。

rolex 6062 auction in 2023
ふたつのジュネーブ・オークションに出品された2本の6062。クリスティーズではピンクゴールド製の“ステッリーネ”が、フィリップスではステンレススティールの個体が出品された。

このオークションシーズン中、おかしなことが起こった。10月から11月にかけて、5本の6062が出品されるのだ。ということは、オークションに出品されるそれぞれの例を見る前に、私のお気に入りのヴィンテージロレックスのリファレンスを深く掘り下げ、その不朽のコレクション性を理解するのに最適なタイミングだということだ。

 この記事のために、私は2000年以降に販売された6062の100以上の例をデータとして蓄積した。そのデータはこちらから閲覧可能だ。これは絶えず更新される資料であり、各リンクをクリックすると、サービスダイヤルの種類、オークションの結果、そして最も重要なこととして、6062がいかに美しいかを知ることができる。

まずロレックス 6062とは?
rolex 6062 moonphase in steel
rolex 6062 advertisement
 1950年のバーゼルフェアで発表され、1953年まで生産されたロレックス 6062は、36mmのオイスターケースに入ったトリプルカレンダームーンフェイズである。ロレックスがデイトジャストを発表し、複雑機構を試み始めた直後の50年代初頭に誕生した、堅牢かつエレガンスな、奇妙で美しい組み合わせである。まもなくサブマリーナー、エクスプローラー、GMTマスターなどのシンプルでスポーティな腕時計に注力するようになる。8171と6062のあと、ロレックスは1956年に豪奢なデイデイトを導入し、これがハイエンドのカレンダーモデルとなった。2017年にチェリーニ ムーンフェイズが投入されるまで、ロレックスのムーンフェイズを再び目にすることはなかった。

 スターン・フレール(Stern Frères)社が製作した6062のダイヤルは、外側の日付トラックと曜日・月のウィンドウを備え、トリプルカレンダーの情報を明確に伝える。コンディションがいいものは、曜日・月のウィンドウにまだ鋭い傾斜が残っている。これらのエッジは、ダイヤルが再仕上げされると失われる可能性があるのだ。以下では、6062の6つのダイヤルタイプについて詳しく見ていく。なおムーンフェイズは、パテック フィリップのカレンダーモデルで見られるようなブルーエナメルのシャンルベ仕上げで、モナ・リザのような微笑みを浮かべたムーンマンが描かれている。

rolex 6062 moonphase
6062、ブルーエナメルのシャンルベ・ムーンフェイズ。

 6062のオイスターケースはイエローゴールド、ピンクゴールド、ステンレススティール製があり、イエローが最も一般的だった。私が調査した100本以上のサンプルのうち、約3分の2はYG製で、残りの生産はPGとSSで均等にわけられている。生産量の見積もりはまちまちだが、オークションに出品された6062はわずか数百本である。この時計の代表的な存在である、トルテラ&サンズ(Tortella & Sons)社の調査結果を引用したカタログ(例えばこちらとこちら)では、YG製が300~600本、PG製が180本と推定されている。高く見積もっても、Ref.6062の全金属の合計生産量は1000本を下回ることになる。

rolex 6062 bao dai
6062、“バオ・ダイ”。2017年に、500万ドル(当時の相場で約5億6080万円)という記録的な価格で落札された際、詳しく紹介した。

 これまでにオークションで落札された最も高価なロレックスは、Ref.6062である。それは黒い文字盤とダイヤモンドインデックスを特徴とする、“バオ・ダイ”モデルであり、これは1954年にベトナム皇帝がジュネーブに滞在しているなか、王室御用達のショッピングでこれを購入したことに由来する。2002年に初めてこの(トップ)タイトルを獲得し、37万スイスフラン(当時の相場で約2980万円)で落札されたが、2017年に再びこのタイトルを獲得し、506万スイスフラン(当時の相場で約5億7645万円)で販売された(なおポール・ニューマン“のポール・ニューマン・デイトナ”が、その数カ月後にこのタイトルを回収した)。

ロレックス 6062の異なる種類の文字盤
rolex 6062 dial types
6062の6つのダイヤルタイプ。Image: Courtesy of Monaco Legend

 6062には6種類のオリジナルダイヤルがあり、それはインデックスで容易に識別できる。イタリア語で“小さな星”を意味するステッリーネというスターダイヤルは2世代ある。ひとつは星の中に夜光が入ったもので(ダイヤルサプライヤーであるスターン社はダイヤルタイプ755と表記している)、もうひとつは星の外側に夜光のドットがあるものだ(ダイヤルタイプ453)。一般的なステッリーネのほかに、ダガー、エクスプローラー(3および9のアラビア数字)、ピラミッド(または“エジプシャン”)、トライアングルのダイヤルタイプがある。

stelline dial types rolex 6062
ステッリーネダイヤルのタイプ1(755)とタイプ2(453)。前者は星のなかに、後者はその周囲に配置された夜光に注目。Images: Christie's and Phillips

 希少なブラックダイヤルを除き、6062にはツートンカラーのシルバーダイヤルが採用されている。文字盤中央にはマットなグレイン仕上げが施され、木目のような質感を与える一方、周辺の日付トラックは滑らかに見える。これらの文字盤は、経年変化とパティーヌによってツートンの性質が協調されているため、50年代に誕生したときは、もっと均一だったのかもしれない。例えば、保存状態のいい6062 “ダークスター”の文字盤では、ふたつの色調を見分けるのは難しい。

rolex 6062 dial
6062のツートーン文字盤で、中央はマットなグレイン仕上げ。

 これは、6062にサービスダイヤルがあるのか、あるいはリファインされたのか(多くはリファインされている)を見分けるひとつの方法である。それがワントーンとして表示される場合は、完全なオリジナルではない可能性が高い。そういえば私たちは過去に、夜光の加工を施した6062ダイヤルを取り上げたことがあるが、超大型の夜光のドットのおかげで識別は簡単だった(思い起こせば、このPGのステッリーネは数年後に再び市場に出回り、見た目も大きく変わって高値で取引されていた)。

具体的な構成よりも、コンディションが重要です。現実には、完璧なコンディションのものがあれば、それはまた別のものなのです。

– レミ・ギルマン(REMI GUILLEMIN)、クリスティーズ・ヨーロッパ時計部門長
 おそらく、サービスダイヤルを見分けるのに最適な判断材料は、6時位置のサインだ。一般的なルールとして、SS製の6062には“Swiss Made”のサインが必須で、金無垢の6062には“Swiss”のみのサインだけでいいが、エクスプローラーダイヤルがある金無垢の6062には、“Swiss Made”と刻印されたものもある。サービスダイヤルには“T Swiss T”とサインされることがあるが、これは6062が製造中止になったずっとあとの60年代に移行した発光素材、トリチウムがダイヤルに使われていることを示している。

rolex 6062 service dials
6062のサービス、またはリファインされた文字盤の3つの例。いくつか分かることがある。 いずれもツートン仕上げが失われていること、6時位置に誤ったサイン(T Swiss T、none、“Swiss Made”)があること(金無垢エクスプローラー以外の6062では“Swiss”のみであるべき)、日付の印字が全体的に雑でぞんざいであること。また、各ムーンフェイズを囲むセコンドトラックは、オリジナルの文字盤に見られるものとはすべて異なっている。6062以外のヴィンテージロレックスであっても、リファインされた文字盤を見分けるにはこれらの点に注意する必要がある。

 ピラミッドダイヤルは6種類のなかでは最も希少で、最後のケースシリアル(911,xxxと、942,xxxで始まる)でしか見られなかった。2種類のステッリーネダイヤルが最も一般的なようで、調査対象となった6062のほぼ半数で見られた。エクスプローラーダイヤルは通常、SS製の例に見られるが、いくつかはゴールドケースに入っているものもある(そのなかにPGの個体も3本ある)。

rolex 6062 stelline dark star
6062、“ダークスター”のステッリーネダイヤルは、一部の専門家のあいだでは最も保存状態がいいと言われている。

 タイプ1 ステッリーネ(755)は、タイプ2 ステッリーネ(453)よりも一般的なようだ。ダイヤルタイプ755はすべてのケース種類で見つかるが、ダイヤルタイプ453は最初の2種類(シリアル690,xxxと788,xxx)でしか見られない。

rolex 6062 pyramid dial
10月21日、モナコ・レジェンドで26万6500ユーロ(日本円で約4207万5000円)にて落札されたピラミッド、別名“エジプシャン”ダイヤルの6062。

 最も希少な6062はブラックダイヤルで、私は7本を記録した。これらのブラックダイヤルのうち、3つは、バオ・ダイのようなダイヤモンドインデックスを備えていた。この記録的な6062は、ダイヤモンドインデックスが奇数ではなく偶数になっていることで、ほかとは一線を画している。ツートンカラーのシルバーダイヤルとは異なり、ブラックラッカーで統一され、ムーンフェイズもブラックで統一されている。

ゼニス クロノマスター スポーツの“アーロン・ロジャース”限定モデル。

この新しいクロノマスターには、ロジャースのキャリアを彩ってきたカラーがあしらわれている。

頂点に君臨し続けるのに、17年という歳月は長い。NFLのクォーターバックとして4度のMVPに輝いたアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)に聞いてみよう。では158年は? これはゼニスへの質問だ。そして今回、両者がタッグを組んだことで誕生した最新モデル、クロノマスター スポーツ アーロン・ロジャース エディションが、11月2日から発売される。

ゼニス クロノマスター スポーツ アーロン・ロジャース エディション
昨日のことのように覚えている。2015年、ゼニススーパーコピー時計n級品グリーンベイ・パッカーズはデトロイトでデトロイト・ライオンズと対戦していた。アーロン・ロジャースが相手陣の39ヤードラインでスナップを取り、空中にボールを運ぶと、解説者は“彼は昨日32歳になったが、これ以上に最高の瞬間があっただろうか?”と言った。タッチダウンを決めて、試合は終了。パッカーズが勝利を勝ち取った。でも最高の瞬間? 勘弁してくれよ、最近のクォーターバックにとって32歳なんてなんら大したことはない。あれから7年、ロジャースはまだ現役を続けている。まあ、そんなところだ。今は残念ながら怪我をしているが、クォーターバックとともに新しい限定モデルを作るというゼニスの計画に支障をきたすほどではない。

同モデルはエル・プリメロ 3600を搭載したスポーツウォッチで、41mm径×13.8mm厚のステンレススティール製ケースを備える。同じ10分の1秒クロノグラフでも、これはセンターのクロノグラフ秒針が10秒で1回転し、6時位置に60分積算計、3時位置に60秒積算計を装備している。そして、元チーム(パッカーズ)と新チーム(ニューヨーク・ジェッツ)の橋渡しをしてくれる色を使うこと以上に、ロジャースの長いキャリアを祝う方法はない。

アーロン・ロジャース選手
グリーンのセラミック製ベゼルと文字盤(および色を合わせた日付窓)に加えて、文字盤には3つのグレーカラーカウンターがある。しかし、少なくともここHODINKEEのチームとしては、クロノマスター スポーツに初めてアラビア数字が入ったことをまずお伝えすべきだろう。しかもただのアラビア数字ではなく、有名なアメフト選手のジャージに描かれているような数字だ。ゼニスオンラインブティックおよび正規販売店にて、1万2800ドル(日本円で約192万9000円)で販売される予定だが、限定250本なので、早く手に入れたい人は最速のポストルート(フィールドの特定ルートを走るアメフト用語)を走ったほうがいいだろう。

我々の考え
新しいクロノマスター スポーツ アーロン・ロジャース エディションのグリーンは何色だろうか? アーロン・ロジャースのアメフトを見て育ったという事実はさておき、私が最初に考えたのは色だった。

私が成人したとき、グリーンベイ周辺のレストランでロジャースを見かけた。そのときは夏休みにファストフード店でバイトをしていて、彼と彼のクルーのためにブリトーを作った。当時彼がまだ若いクォーターバックで、グリーンベイという小さな町を特別なものにしようとアピールしていたときだ。さらに家の近くのターゲット(アメリカにある大型ディスカウントストア)で、普通の人が買い物をするようなものを買っているところに出くわしたこともある。しかし彼は普通の人ではない。彼は史上最高のクォーターバックのひとりである。そして、人々はそのことをとても真剣に受け止めている。

ゼニス クロノマスター スポーツ アーロン・ロジャース エディションのダイヤル
アメフトファンも色を重要視している。これはセラミックベゼルと10分の1秒自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載した、クロノマスタースポーツの新色だ。目を引くのは、ジャージの背番号のように見える夜光を配したアラビア数字と、そう、色だ。この色はロジャースの17年間の活動と、さらにグリーンベイに16年間在籍したというキャリアを包括したものだ(さらに4度のMVPとスーパーボウルも)。文字盤や、特にセラミックベゼルの色を正しく再現するには時間がかかることを知っているし、またロジャースがジェッツに移ってからそれほど時間がたっていないことから、グリーンベイのカラーウェイを新しいチーム用にパッケージし直しただけなのかと気になった。

ゼニス クロノマスター スポーツ アーロン・ロジャース エディション
そこで私はPhotoshopを開いて、新しいクロノマスター スポーツのダイヤルのカラーサンプルを取り込んだ。ジェッツが“ゴッサムグリーン”(RGBミックスで18,87,64)を使用しているのに対し、パッカーズは“ダークグリーン”(RGBで24,48,40)と呼ばれるカラーを使用していた。私のサンプルから判断すると、文字盤の暗い部分には3,76,47を、ベゼルの明るい部分には46,91,60を使用し、ジェッツが選んだグリーンに最も近いようだった。J-E-T...いや、できない。私のなかのチーズヘッド(グリーンベイ・パッカーズのファンの総称)がつらくなる。

ヒーロー画像にイエローラインを選んだのは、私がパッカーズのファンだからだとか、この記事を読んでいるジェッツファンを煽るためだからというわけではない。この時計が両チームのグリーンのどちらに近いか、頭のなかで考えていたとき、クロノグラフ秒針に黄色のタッチがあることに気づいたからだ。ランボーフィールド(グリーンベイにある競技場)に戻りたいなどの秘密のメッセージや、根深い思いはないと思うが、時計にチーズヘッドのイエローがあるという事実を完全に無視することはできなかった。

アーロン・ロジャース選手と、彼の手首に巻かれたゼニス クロノマスター スポーツ アーロン・ロジャース エディション
ロジャースにとっては厳しい1年だった。彼はわずか2カ月前、待望のジェッツデビュー戦でアキレス腱を切ったのだ。しかしゼニスはロジャースの忍耐強さを、彼を偉大なアスリートとブランドアンバサダーにしたものとして強調している。今週のジェッツ戦の前に、ロジャースはウォーミングアップとしてパスを投げていたので、その忍耐力が功を奏しているようだ。ただ彼がフィールドに戻るまでにしばらく時間がかかるため、クロノグラフのスタートボタンを押して、彼が再び試合に参加できるのにどれくらいかかるか、計測してみたいと思う。

基本情報
ブランド: ゼニス(Zenith)
モデル名: クロノマスター スポーツ アーロン・ロジャース エディション(Chronomaster Sport Aaron Rodgers Edition)
型番: 03.3117.3600/56.M3100

直径: 41mm
厚さ: 13.8mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: グリーンラッカー(3色のグレーインダイヤル)
インデックス: アプライドアラビア数字
夜光: あり、スーパールミノバSLNC1
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット

ゼニスのCal.エル・プリメロ 3600
ムーブメント情報
キャリバー: エル・プリメロ 3600
機能: 時・分・スモールセコンド、日付表示、10分の1秒クロノグラフ(クロノグラフ秒針は10秒で1回転、6時位置に 60分積算計、3時位置に60秒積算計)
パワーリザーブ: 約60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3万6000振動/時
追加情報: 透明なサファイア風防

価格 & 発売時期
価格: 1万2800ドル(日本円で約192万9000円)
発売時期: 2023年11月2日より、世界各地のゼニスブティックおよびECサイトにて販売
限定: あり、世界限定250本

偉大な時計メーカーの歴史をお伝えしよう。

今年はウルバン・ヤーゲンセンの誕生から250周年にあたる。現在ウルバン・ヤーゲンセンと呼ばれているブランド(あるいはそのブランド名の由来となったデンマーク人時計職人)についてよく知らない人にとっては、知識を得る絶好の機会である。今週開催される第18回ジュネーブ・オークションと並行して、フィリップスはヘルムート・クロット博士(Dr. Helmut Crott)の貴重なコレクションによるヤーゲンセンの250年を祝した特別展を開催する。11月1日(水)から4日(土)まで、ジュネーブ郊外のラ レゼルヴで25を超えるコレクションが公開される。

スーパーコピー時計n級品ヤーゲンセン一族によるウォッチメイキングの歴史は、18世紀のヨーゲン・ヤーゲンセン(Jørgen Jørgensen)の誕生によって始まる。彼はデンマークの職人たちによる金メッキ加工技術に、新しい理論と実践的な手法をもたらしたと言われている。やがて彼はドイツとスイスに渡った。ヨーゲンの長男であるウルバン・ヤーゲンセンが家名を継承し、一族のみならずデンマーク全土において最も名高い時計師となったのだ。彼はアブラアン-ルイ・ブレゲ(Abraham-Louis Breguet)やフェルディナント・ベルトゥー(Ferdinand Berthoud)らから手ほどきを受け、生涯を通じて時計やマリンクロノメーターを製作していくことになる。

ジョン・アーノルド(John Arnold)によるスプリングデテント脱進機を備えた、ウルバン・ヤーゲンセンの1812年製デッキクロノメーター。8つのうちのひとつ。

やがて、ヤーゲンセンの名は一族から消えていく。そこでピーター・ボームベルガー(Peter Baumberger)とデレク・プラット(Derek Pratt)が、かつての栄光を取り戻すことを目標にこの商標を取得したのである。ボームベルガーによる指揮のもと、プラットはマスターウォッチメーカーとしての卓越した技能を発揮し、息を吹き返したウルバン・ヤーゲンセンのために美しく複雑な時計の製作を開始した。

その後2010 年にボームベルガーが悲劇的な死を遂げると、クロット博士がこのブランドを取得する。オークショニアとして活躍していたころからボームベルガーとプラットを知っていたクロット博士は、1980年代のウルバン・ヤーゲンセン初期の懐中時計を個人的に収集し始めた。そして最終的に、独立時計師のカリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)氏がヤーゲンセンの看板を託されることになった(彼にインタビューした記事はこちら)。

デレク・プラットが手がけたヤーゲンセンのオーバル No.1。仕上げはヴティライネン氏による。このプラチナ製の懐中時計は、ワンミニット フライングトゥールビヨン、ルモントワール、コンスタントフォーススプリングデテントクロノメーター脱進機、ジャンピングセコンド、パワーリザーブインジケーター、温度計、ムーンフェイズを備えている。

クロット博士は長年にわたってヤーゲンセンの時計を収集し続け、ヤーゲンセン家オリジナルの懐中時計と、プラットとボームベルガーによる現代的な作品の両方をコレクションしてきた。そして今回、フィリップスの協力を得て、彼のコレクションから27点を展示することになった。誤解のないように言っておくが、展示物はいずれも今年のジュネーブ・オークションに出品されるものではない(この週末のオークションでは、3点の異なるヤーゲンセンの時計が出品される)。これはヤーゲンセンの時計製造の250周年を記念した特別展示で、メーカーにとって最も重要なコレクターのひとりとその後援者が手がけたものである。

2012年に製作されたウルバン・ヤーゲンセンのパイロットモデル。特許を取得したピボットデテントクロノメーター脱進器を搭載。

フィリップスはジュネーブでの展示会と合わせて、クロット博士が執筆した詳細なブランドヒストリーを含む素晴らしいコレクションカタログを作成した。さらに、クロット博士がヤーゲンセンについて語った3部構成のインタビュービデオもある(こちらから確認できる)。時計、特にブランドの真の研究者であるクロット博士の協力のもと、ヤーゲンセンの時計とその歴史にまつわるおそらく最も包括的なカタログが完成した。

これらはウォッチメイキングにおけるウルバン・ヤーゲンセンの名前の重みと、それが時計の世界に与え続けている影響について、私たちを啓蒙してくれる素晴らしい取り組みだ。

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