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ラドー「 ダイヤスター オリジナル スケルトン」~"想像することができるなら実現させてみる"から生まれた時計

1962年に発売されたスイス時計ブランドのラドー 「ダイヤスター」は、当時、他の時計デザインとは異なり、新境地を開く文字通り、「逸品」でした。今でも珍しい独特なフォルムと、極めて強い耐性を持つ炭化タングステン製のケースは、このモデルの象徴的な要素となり、その後何十年に わたり絶大な支持を得てきました。 ダイヤスターは、ラドー創業者のモットーである「想像することができるならば、作り出すことができる。 作り出せるならば、実現させる」を、最もわかりやすい形で表現した時計であるといえます。 この素晴らしい時計の60周年を記念して、ケースの素材をハードメタルからラドー セラモス™ にアップデート。革命的な時計が、現代版へと進化を見せつけるアイコニックな時計へと変身を遂げました。デザインの探求は妥協なく続き、オメガ スーパーコピーNランク代金引換マスター・オブ・マテリアル(マテリアルの名匠)であるラドーの探求精神の中で、そのデザインは進歩を遂げています。

最新モデルでもこの先駆的な取り組みは健在。他の製品シリーズと同様、「スケルトン構造の技法」というラドーの創造的なコンセプトを拡げ、高品質R808自動巻キャリバーを新たに搭載しています。このバージョンは、アンスラサイトグレーのコーティングで、動作中は様々な要素によって補完されており、コントラストの素晴らしい視覚効果を生み出しています。
表裏両面がサファイアクリスタルで、ゴージャスな自動巻ムーブメントのエレガントな造作を余すところなく堪能いただけます。新しい ダイヤスター オリジナル スケルトンは最大80時間パワーリザーブ機能を完備。旅行の際などに慌てる必要もありません。耐磁性ニバクロン™ひげぜんまいが、極めて的確に、信頼性の高い動きで時を刻みます。全5ポジションの標準テスト要件を上回る高精度を実現。新モデルは初代モデルの全体的な外装の特徴を踏襲しているものの、形状はより洗練され、ムーブメントは緻密で現代の最新ムーブメントを搭載しています。

初代ダイヤスターは紛れもなく男らしいデザインでしたが、最新モデルは男性らしさを保ちつつも、独創的で気負うことのないスタイリッシュさを兼ね備えた、真の大人の雰囲気を醸し出しています。オープンな構造と印象的なR808スケルトン・ムー ブメントがダイヤスターオリジナルの新モデルに空気のような軽快感をもたらし、セラモス™のベゼルによって作られた視覚的フレームの中に完璧なデザインの相乗効果を生みだしています。

ムーブメント内部のカラーパーツやバイカラーの針やインデックスが濃色部分を際立たせ、全体的に豊かなコントラストが非常に魅力的です。時計愛好家であれば誰もが認める、非常に興味深い、個性的な設計になっています。 オープンなデザインに、まるで浮き上がっているようなインデックスと針にはホワイトのスーパールミノバ®が施され、暗い場所でも素晴らしい視認性を実現しています。

秒針の形状から表のサファイアクリスタルに至るまで、デザイン段階であらゆるディテールに手が加えられました。秒針は、遊び心を感じさせる粋なデザインへ。表面のサファイアクリスタルには、初期のモデルを彷彿とさせるスクエア型のモチーフをファセット加工し、内側に反射防止コーティングを施しました。ブレスレットは、着け心地の良いポリッシュ仕上げのステンレススチール製の3連タイプ。Hリンクデザインで、ポリッシュ仕上げと艶消し仕上げが交互に現れる魅力的なデザインです。バックルは、お馴染みのステンレススチール製3つ折り式を採用しています。

【仕様】
ダイヤスター オリジナル スケルトン
品番:R12162153

サイズ:38.0 x 45.0 x 11.9 (WxLxH in mm)
ムーブメント:Rado キャリバー R808,
・自動巻
・25石
・3針
・最大80時間パワーリザーブ機能
・耐磁性 
・Nivachron™(ニバクロン)ひげぜんまい搭載
・5ポジションで標準テスト要件を上回る高精度を実現
ケース:ポリッシュ仕上げ、ステンレススチール製インナーケース
・ポリッシュ セラモス™ ベゼル
・サファイアクリスタル(内側)反射防止コーティング/(外側)スクエアファセット加工
・最大10気圧 (100 m)防水
・透明のケースバック
ダイアル:ホワイトのスーパールミノバ®を施したイエローゴールドカラー インデックス
・赤い地板にゴールドアンカーマーク
・白文字のRado とDiaStar ロゴをサファイアクリスタル内面に印字
・ホワイトのスーパールミノバ®を施したイエローゴールドカラーの針、
・イエローゴールド カラーの秒針
ブレスレット:ステンレススチール
・(内コマ)艶消し仕上げ/ (外コマ)ポリッシュ仕上げ
・3つ折れ式バックル、
・EasyClipシステム

希望小売税込価格:299,200円
ブルガリ スーパーコピー発売開始:2023年7月末より、順次全国正規販売店にて発売開始

【お問い合わせ】
ラドー / スウォッチ グループ ジャパン株式会社
Tel: 03-6254-7330

ヴァシュロン・コンスタンタンがSALON 1755 GINZAにて、LESS'ENTIAL (レセンシャル)展示会を開催~

LESS'ENTIAL (レセンシャル)展示会~芸術形式としてのエレガンス。
2023年7月24日(月)から28日(金)、ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZAにて展示


• ヴァシュロン・コンスタンタンのタイムピースは、最も複雑な機械部品を洗練された美学で飾るひとつの芸術形式として、エレガンスを培ってきました。
• メゾンは長い歴史を通じて、本質的要素に絞り込んだ多様なデザイン表現を用いながら、時計製造の卓越した専門技術を体現するモデルを生み出してきました。
• ヴァシュロン・コンスタンタンのプライベートコレクションを構成する約1,600点の中から選ばれたこれらのタイムピースは、メゾンならではの純粋なスタイルによって特徴づけられたヘリテージの証しです。


緻密に計算されたプロポーションと調和の追求は、ひと目で見分けられるラインで描かれた純粋で明瞭なフォルムに最もよく表れています。ヴァシュロン・コンスタンタン特有のこの美的デザインの追求は、時製製造に用いられ、複雑機構に欠かせないものとなり、本質的要素に焦点を当てる洗練されたスタイルへと至りました。メゾンにおいて、時計デザインに対するこのミニマルなアプローチが自然なエレガンスとなって表現されています。技術的にそれが見て取れるのは、カルティエスーパーコピーNランク 代金引換超薄型ムーブメントへの技術により表現されています。細部へのこだわり、絶妙なバランスの素材、賢明な構造を持つムーブメントは、控え目ながらも力強く印象的な外観をもたらしています。

エレガンスというコンセプトは、ヴァシュロン・コンスタンタンが実践する時計製造の主要な特徴のひとつです。芸術形式として育まれたエレガンスは、ほとんど自明であることが当然のように自らを主張しています。ヴァシュロン・コンスタンタンの時計が放つ繊細ながら一目でとりこにする魅力は、偶然生まれたものではありません。時計製造の純粋性の探求、複雑機構を搭載する時計の外装に大切な本質的要素の追求は、形と機能とを完璧に融合させる巧みな錬金術に由来します。

時計デザインに対するこのアプローチは、20世紀初頭に足跡を残した2つの芸術運動から影響を受けたのは間違いありません。1919年、建築家のヴァルター・グロピウスが社会生活の新しい形態の基礎を築く目的でワイマールに設立したバウハウスは、芸術作品や工芸品の分野に多大な影響を及ぼしました。新しい実験を存分に試みるのに最適な場となったバウハウスは、機能主義という考え方のもとでシンプルさと永続性を探求し、技術と美的デザインとの融合、芸術と産業との融合を図りました。こうしてアールヌーヴォーの唐草や渦巻装飾は、無駄のない純粋な形態に取って代わられ、そのすっきりしたラインは、新たに産業化された製品の条件に適していました。1920年代以降は、アールヌーヴォー スタイルのような装飾からアールデコが追求する秩序や対称性へと関心が移り、その厳格な幾何学的表現は、古典的な慣例への回帰を意味しました。


新しい美学
日常生活のための道具を作ることを目的とした時計製造は、美の民主化によって強力に促進された、この本質的な要素に焦点を当てたスタイルから逃れることはできませんでした。航空や探検の先駆的時代に機能的な時計の製造や、「鮮明な」ダイヤルを装備した計器としての時計の必要性がますます高まっていたことを考えれば、なおさらそうでした。そこで、時計の構造と機能から新しい美学が生まれ、ヴァシュロン・コンスタンタンはそのデザインコードを以後長い年月に渡って採用することになります。

ヴァシュロン・コンスタンタンのスタイル・アンド・ヘリテージディレクター、クリスチャン・セルモニはこう述べます。
『ヴァシュロン・コンスタンタンではエレガンスと同じ意味を表す時計製造の純粋性という考え方は、その歴史を通じて見られる特徴ですが、20世紀初頭にはそれがさらに明確な形で表れています。機構がいかに複雑で高度な技術が駆使されていようとも、時計デザインにエレガンスが表現され、シンプルこそが洗練になっているのです。メゾンの偉大な特質は、時々のトレンドを象徴する時計を通じて常に時代と同調している点ですが、それは1755年のメゾン創業以来、時計のデザインにさまざまな解釈を施すことによって、この時計づくりの精神を守り続け、メゾンの大きな特徴であることに間違いありません。』


メカニカルアート
ヴァシュロン・コンスタンタンの何世紀にも及ぶ歴史は、スタイルの点で時計産業を代表するだけでなく、時計機構の進化に関してもそうです。時計機構は、ヴァシュロン・コンスタンタンの専門技術が広く認められている分野ですが、とりわけメゾンのエレガンスと完全にマッチする超薄型時計に定評があります。超薄型時計は、付加機能を持たないので時計の複雑機構には含まれませんが、とはいえ精密機械工学の限界に挑む技術的な挑戦であることには間違いありません。。ヴァシュロン・コンスタンタンにおける最初の「薄型」ムーブメントの例は、18世紀後半、創業者ジャン=マルク・ヴァシュロンの時代にまで遡ります。ヴァシュロン・コンスタンタンは、1931年に厚さ0.94mmのムーブメントを搭載したプラチナ製の懐中時計のように薄型で数々の記録を樹立する一方で、これを自社の時計づくりの「スペシャリティ」としました。

クリスチャン・セルモニはこう説明します。
『20世紀の時計産業に超薄型で不朽の記録を残したヴァシュロン・コンスタンタンの懐中時計や腕時計の例は、シンプルなものから複雑なものまで数多く存在します。時計コレクターの間では2つのムーブメントが時計構造の点でその象徴とされるものがあります。ひとつは、創業200年を記念する1955年に向けて開発された手巻きのキャリバー1003です。厚さがわずか1.64mmで、古典的な設計で作られたムーブメントではほぼ限界に達していました。もうひとつは、1967年に発表された厚さ2.45mmの自動巻きムーブメント、キャリバー1120で、それまで作られた中で最も美しい時計構造の例としてたびたび取り上げられてきました。』

これら2つのムーブメントは、発表当時としては前例のない薄さで評判になり、ヴァシュロン・コンスタンタンにおける超薄型機械式ムーブメントの長年に及ぶ伝統の継続に寄与しました。ちなみにキャリバー1120は今もシンプルなタイプと複雑なタイプの製造が続けられています。近年設計されたキャリバー1160、1170、1755、1731と並んで、これらは、ムーブメントの熟達技術を時計の純粋なデザインに役立てる専門領域のまさに縮図です。

“LESS‘ENTIAL(レセンシャル)”とは?
“Less”と”Essential”を組み合わせた造語であり、1919年のバウハウスムーブメントの原則の1つ“Less is more(少ないことは豊かである)”に通じます。これはメゾンの時計製造において「シンプルなデザインを追求することにより、より美しく豊かなものが生まれる」という考えを意味しています。


【展示会概要】
LESS‘ENTIAL展示会
展示期間:2023年7月24日(月)~2023年7月28日(金)
場所:ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZA
住所:東京都中央区銀座7-8-8
営業時間:月曜日-日曜日:12:00~20:00
※12:00/13:00/14:00/15:00/16:00/17:00/18:00/19:00の各1時間毎に1回のみ、サロンアンバサダーによる解説が付きます。
https://www.vacheron-constantin.com/jp/ja/events/ginza.html?_gl=1*74gznf*_gcl_au*OTIzMzg3MjMyLjE2ODkzODkzMTQ.

1世紀を超えるクリエーション
ヴァシュロン・コンスタンタンのプライベートコレクション約1600点の中から「レセンシャル」展示会のために選ばれたタイムピースは、すべてメゾンが探求してきたスタイルを象徴するものばかりです。
ヴァシュロン・コンスタンタンが製造した懐中時計から20世紀後半の腕時計には、機械的な仕組みを明瞭なデザインや機能の読み取りやすさに従わせようとするこの願いが強烈に見て取れます。時計製造におけるミニマリズムという形式は、あらゆるスタイルや素材に適用可能なことを示しながら、気品と優雅さをもって時代から時代へと歩み続けました。クラシカルな表示であれ、ジャンピングアワーのような風変わりな表示であれ、探求は一貫して同じです。すなわち、“LESS'ENTIAL”に焦点を当てるために、シンプルなスタイルを通じて美を探求することで
す。


1.イエローゴールドの懐中時計。ジャンピングアワーによる時、分、スモールセコンドによる秒表示、クォーター・リピーター、ギヨシェ彫りシルバーダイヤル、 1827年
ヴァシュロン・コンスタンタンは、窓で時間数字を表示するジャンピングアワーを1824年に導入しました。これは、正確さを高め、読み取りやすくするために時、分、秒の各表示を分離した「レギュレーター」と呼ばれる時計の系譜に属し、その原理を受け継いでいます。

この18Kイエローゴールドの懐中時計のダイヤルに見られるように、針の本数を減らす巧妙な技術のおかげで、ダイヤルのデザインに創作の余地が一段と生まれました。簡素化し手作業のギヨシェ彫りを施したダイヤルには、シルバー自体の色を生かしてポリッシュ仕上げを施した分と秒のチャプターリングが配されています。本質的な要素に焦点を当てたこのモデルは、ヴァシュロン・コンスタンタンのプライベート・コレクションに属すものでは初のクォーター・リピーターのひとつですが、そうしたチャイム機能で個性が揺らぐことはありません。さらにムーブメントの鍵巻き機構によってもぐらつくことはなく、そのロックは細かなギヨシェ彫りを施したケースバックに現れます。


2.イエローゴールドのスクエア型「イーゼル」懐中時計。シルバートーン・ダイヤル、 1925年
デスククロックやパースウォッチとしても使用出来るようにデザインされていることから「イーゼル」の愛称で呼ばれるこの懐中時計は、ヴァシュロン・コンスタンタンの時計職人が実用的な日用品の製作に発揮した創意工夫が表れています。

メゾンはこのイエローゴールドの時計の製作をフランスにおける正規代理店を務め、時計の独創的な装飾で名を馳せるヴェルジェ・フレールと共同で行いました。その結果、異例のスクエア型ケースで、シルバートーンダイヤルにレイルウェイのミニッツトラックと12個のアラビア数字を配したイエローゴールドの時計が誕生しました。手巻きムーブメントを搭載するこの1点ものの時計は、当時のアールデコの考え方に完全に合致しており、その洗練された幾何学的なスタイルは、この時計の主要な機能と見事にマッチしていました。


3.ホワイトとイエローゴールドの2トーンのレクタンギュラー型腕時計。ブラック・ダイヤル、 1928年
ケースとラグが調和した腕時計。イエローゴールドとホワイトゴールドのリンクが鮮やかなコントラストを成すジュエリーウォッチ。ゴールド製のバトン型アプライド・インデックスを配したブラック・ダイヤルに繊細な剣型針が映えて完璧な視認性をもたらす機能的な時計。

このモデルは、貴金属素材、頑強な造り、サイズや調和の取れたフォルムの点で控え目なエレガンスを特徴とし、あらゆる日常の場面に適した時計としての個性が際立っています。ヴァシュロン・コンスタンタンと、ブレスレットにその名を刻むパリの代理店ヴェルジェ・フレールとの共同で作られたこの1928年の時計は、女性の地位が大幅に変化する時期に生まれました。女性の解放は、余分なものを取り払った1920年代の典型的なギャルソン・スタイルに象徴され、そうした美意識はこの時計にも反映されています。


4.イエローゴールドのスモールセコンド付き腕時計「ジュビリー」。ブラック・ダイヤル、1935年
「ジュビリー」は、ヴァシュロン・コンスタンタンの起源が1785年と思われていた当時に創業150周年を記念して開発された時計でした。それからわずか10年後、社に保存された資料の新たな発見によって、1785年と信じられていた創業年が疑問視されましたが、1935年の時点でヴァシュロン・コンスタンタンは、12時位置にリュウズを配し、18Kイエローゴールドのケースから伸びる見事にカーブしたラグが流麗なラインにとくに注意を払ったこの時計を正式に周年記念モデルとして発表しました。いくつかの部分に分かれたダイヤルは、3つのゴールドのアラビア数字や6時位置にスモールセコンドを配し「、デュコ」と呼ばれる深みのある濃いブラック塗料でコーティングされています。

「エナメル・ラッカー」としても知られ、1930年代から1950年代にヴァシュロン・コンスタンタンで用いられたこのコーティング塗料は、第一次大戦後にアメリカのデュポン・ド・ヌムール社が自動車の塗装サイクルを3週間から3日に短縮するために発明したものでした。


5.ティアドロップ型ラグが備わるイエローゴールドの腕時計。シルバートーンダイヤル、 1946年
レディスウォッチは、場合によってシンプルで複雑さを排した外観に仕上げたとしても、それはフォルムや機能を徹底的に探求した結果です。女性用の時計のトレンドは、このイエローゴールドによる20mmのモデルに代表されるように、長い間小さなサイズに留まっていました。機械式ムーブメントの小型化は、このような時計の製造に不可欠な必須条件でした。この時計に搭載されたヴァシュロン・コンスタンタンの径8リーニュ、キャリバー153の場合もそうでした。

部品の設計から開発、仕上げ、組み立てまですべて手で行われた時代に、ムーブメントの小型化はまさに技術的快挙でした。この1946年のリファレンス4045は、メゾンが大切にするデザインコードのひとつの「ティアドロップ」型のラグが取り入れられています。「ティアドロップ」という名称はまた、このモデルに求めた流れるようなスタイリングを語っています。ここではあらゆるディテールがそのように考えられ、このモデルにクラシカルな味わいのみならず現代的な感覚をもたらしています。


6.レッドゴールドの腕時計。シリンダー型ラグ、スモールセコンド付き。シルバートーンダイヤル、1937年
1937年に発表されたレッドゴールドの腕時計は、シリンダー型ラグに特徴があり、ストラップ中央の小さなバーによってそれと分かります。この構造は、直径28mmの小さなラウンド型ケースをストラップの延長線上に直角に配置することで、時計に幾何学的な外観をもたらしています。その結果、純粋なフォルムが時刻表示機能の読み取りやすさに貢献し、6時位置にはスモールセコンドが加えられています。外周にミニッツトラックを配したシルバートーンダイヤルは、サンドイッチ構造によってさらに視認性を高めています。ゴールドカラーのベースプレートの上に重ねられたオープンワークのダイヤルは、インデックスやローマ数字を配置する場所が繊細に切り抜かれ、コントラストによって時刻表示が一段と目立つようになっています。またリュウズは、ケースの純粋で滑らかなラインを保つようにケースバンドに「埋め込まれ」ています。

7. ホワイトゴールドの超薄型腕時計。サテンJVEBブラッシュ仕上げシルバートーンダイヤル、1977年
1970年代、機械式時計はクォーツウォッチの襲来によって次第に形勢が不利になり、やがて消費市場ではクォーツウォッチのブームが巻き起こりました。それにもかかわらず、本物の専門技術に基づいて設計された伝統的な時計は、高級時計の愛好者たちから依然として評価され、称賛を浴びていました。そうした愛好家を念頭に置いたヴァシュロン・コンスタンタンは、メゾンが得意とする分野、すなわち超薄型の機械式時計の分野にあらゆる技術を発揮することを続けました。そうした専門技術を駆使した申し分のない例が、1.64mmの手巻きムーブメント、キャリバー1003を搭載するこの時計です。1950年代に開発されたキャリバー1003は、それからおよそ20年もの間、手巻き機械式ムーブメントで最薄と認められていました。

18Kホワイトゴールドのケースに、繊細なホワイトゴールドのアワーマーカーを配したサテンブラッシュ仕上げのシルバートーンダイヤルを組み合わせたこの1977年のモデルは、その控え目で高貴なエレガンスを世代を超えて放ち続けています。


8. ホワイトゴールドのキャンバードスクエア型腕時計。ブラッシュ仕上げシルバートーンダイヤル、1978年
機能性を突き詰める探求には、色の統一も含まれます。ホワイトゴールドによるこの1978年のモデルが例証しているように、それは装飾をいっさい省いた場合になおさら効果的です。ここではモノクロームのコンセプトが細部まで徹底的に貫かれています。ホワイトゴールドのドーフィン型針は、同じ素材で作られた、緩やかに湾曲するスクエア型ケースに呼応しています。また、シルバートーンダイヤルは、インデックスが省略され、ダイヤルとトーンを合わせてシンプルにブラッシュ仕上げを施したヴァシュロン・コンスタンタンの細身のロゴだけが置かれています。レザーストラップだけがこのグレーのトーンとコントラストを成し、そして時計のスリムな外観を実現するのが超薄型手巻きムーブメントのキ ャバー1003です。バランスのとれた形、シャネル時計スーパーコピー 代引き色の調和などこの時計のすべてが、ヴァシュロン・コンスタンタンに本来備わるエレガンスのもうひとつの表現であるミニマリズムに通じます。

【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)

[ヴァシュロン・コンスタンタン]
1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、270年近く一度も途切れることなく時計製造を続ける世界最古のマニュファクチュールであり、卓越した時計製造と洗練されたスタイルを何世代にもわたり熟練の職人により継承し、輝かしい遺産を守り続けてきました。メゾンが製造する時計は、控えめで気品豊かなスタイルに高級時計の素晴らしい価値が体現され、その一つ一つに、最高峰の職人技と極めて高度な仕上げを施し、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識が表現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、そのコレクションを通じて、比類ない伝統と革新の精神を実現しています。「メティエ・ダール」、「パトリモニー」、」「トラディショナル」、「オーヴァーシーズ」、「フィフティーシックス」、「ヒストリーク」、「エジェリー」はメゾンを代表するコレクションです。さらにメゾンでは、時計に精通した時計愛好家のために「レ・コレクショナー」のヴィンテージウォッチや、「レ・キャビノティエ」部門を通じてユニークピースを提案する貴重な機会を提供しています。

オメガはどのようにして正確無比な計時をしているのか~

福岡で開催中の世界水泳選手権~オメガはどのようにして正確無比な計時をしているのか

今年 7月30日まで、日本の福岡で開催されている第 20 回世界水泳選手権。世界最高レベルのアスリートたちが集結し、アスリートたちは水上・水中で勝利を収め、その名をスポーツの歴史に刻むため、熱き闘いを繰り広げます。

オメガスーパーコピーn級品 代引きは、FINAが初めて世界水泳選手権を主催した 1973 年以来、誇りをもってオフィ シャルタイムキーパーを務めてきました。1932年から30回に渡ってオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めてきたという、オメガのスポーツ計時における長い歴史に 基づくものです。 では、そもそもどのように計時をしているのか?
実際の競技会場にて、オメガ タイミングCEO アラン・ゾブリストが、オメガが開発した競泳の計時機器やシステムを紹介する「タイムキーピングツアー」。

まずは、レース開始の合図から。
マイクロフォンデバイス
これが競技開始の合図を発する装置です。これは各選手のスターティングブロックに設置されているラウドスピーカーに接続され、どの選手も同時にスタートの合図を聞くことができます。赤いボタンはスピーカーボタンで、スターターはこのボタンを押し、マイクに向かって“Take your marks”と発声します。その後に緑のボタンを押してスタートのブザー音を鳴らし、それと同時に計時システムが作動します。

スターティングブロック
ラウドスピーカーとフライング検知システムを搭載しています。スタートシグナルと同時に各ブロックに設置されたラウドスピーカーから音が発せられるため、全選手がまったく同時にスタートの合図を聞くことができます。

また選手がブロックを離れると同時にリリース圧力を測定できるので、フライングが検知できると同時に、リアクションタイム(反応時間)も測定しています。さらにスタート台の傾斜角度を調整できるため、選手は最適なスタートポジションが得られ、より力強いスタート、理想的な角度から入水が可能になります。

バックストローク レッジ
バックストローク レッジは、背泳ぎ選手の スタート時の蹴り出しと入水を向上させます。このデバイスにより、選手はスタートの際に水面に対してより高いポジションを取ることができます。水との接触が最小限に抑えられるということは、水の抵抗がより少なくなり、より力強いスタートが切れるということです。バックストロークレッジの高さは、手動回転式でいくつかのポジションに調整することができます。

スイミング ライト ショー
スターティングブロックにこのLED ライトが内蔵されています。ライトが1つ点灯すると1位、2 つ点灯すると2 位、3 つ点灯すると3 位でゴールしたことを示し、瞬時に観客に結果を知らせます。

スイミング・タッチパッド
1967 年の導入以来、タッチパッドは競技を計測する最も正確な装置であることが証明されています。選手が自分
自身でタイムを止められる数少ない競技の一つが水泳です。選手が、1.5~2.5kg の圧力をかけて押すことでタイ
ムが止まります(波の圧力でタイムが止まることを避けるため1~2 キロの力が必要)。パッドのどの部分を押し
てもタイムを止めることができます。

ハイスピードビデオカメラ
プールの上には、オメガのハイスピードビデオカメラも設置されています。フィニッシュの瞬間は、このカメラで
も記録され、もし一目で判別がつきにくい結果になった場合でも、勝敗を判断できます。

タイムキーピングルーム(計時室)
オメガタイムキーパーのみが入室可能なタイムキーピングルーム(計時室)にはすべての情報が集まり、すべての結果が判定され、さらにすべての情報の形式が整えられます。そして、この場所から会場のモニターや世界中のメディアに配信され、その結果を観客が即座に知ることができるのです。また情報を処理する機器だけでなく、その動力源となる電源も設置されており、万が一、競技中に停電などになっても計時機器が止まることはありません。

クォンタムタイマー
タイムキーピングルームに設置されたオメガのシステムの心臓部です。これでレースごとにそれぞれの選手の タイムを記録、配信します。このタイマーは100万分の 1秒まで計測することが可能です。メインシステムとバックアップシステムが一体となっており、必要に応じて切り替えて使用することができます。

プール周辺の一番上にも、競泳トラッカーシステムという小さな画像追跡カメラが設置されています。これは各選手の動きを記録します。これにより競泳選手たちは、自らのパフォーマンスを完全に把握できるようになりました。ライブポジション、ライブスピード、加速/減速、選手間の距離、ストロークの回数などの選手のパフォーマンスに関するあらゆる情報がリアルタイムで計測され、世界中の放送局に共有されます。これもとに表示される情報によって、観戦者は今、目の前で起こってレース展開をより深く理解することができます。 またこれらの情報は選手やコーチにも共有され、パフォーマンスを向上させるためのトレーニング方法の改善にも活用されることが考えられます。

オメガ時計コピー 代引きがオフィシャルタイムキーパーとして、競泳でどのような計時を行なっているか、少しでもご理解いただけましたでしょうか。今月30日まで、まだまだ白熱したレースが 続きます。ぜひ計時技術にも注目しながら観戦をお楽しみください。

【お問合わせ】
オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400